寒い季節に食べたくなる料理といえば、スープや具材によって多彩な味が楽しめる「鍋」。全国にさまざまな郷土料理があり、その中に鍋料理も多くあります。冬になると鍋を食べに旅行に行くという人もいるのではないでしょうか。

　そこで本記事では「『鍋』がマジでうまいと思う都道府県は？」というテーマで人気投票を実施します！　47都道府県の中で、あなたが「ここの鍋は絶品！」と思う地域を教えてください。まずは選択肢から3つのエリアを紹介します。

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北海道

　農作物や海産物の宝庫である「北海道」を代表する鍋といえば、ぶつ切りにしたサケの身やアラをみそ味で豪快に煮る「石狩鍋」です。サケ漁がさかんな石狩川の河口にある石狩町（石狩市）で誕生したといわれています。

　サケのほかにダイコンやネギ、豆腐、しいたけなどの具材と一緒に煮込むのが定番で、サケや野菜の風味と、みそ味のハーモニーを味わえるのが魅力。コラーゲンがたっぷり含まれていることから、健康や美容に気を使う人にも人気です。

秋田県

　冬になると雪が積もる「秋田県」には、複数の名物鍋があります。秋田の鍋の代名詞ともいえるのが、細長いきりたんぽを鶏肉や長ネギと一緒に煮込む「きりたんぽ鍋」。ボリュームたっぷりで、ほかにはないビジュアルもインパクトがありますよね。

　沿岸部では、冬期に水揚げされるハタハタを具材にする「しょっつる鍋」が有名。味付けには、塩漬けにした魚を長期間寝かせてつくる「しょっつる」を使います。雪景色を見ながらおいしい鍋を味わえたら最高ですよね。

福岡県

　「福岡県」の鍋といえば、今や全国区の人気を誇る「もつ鍋」なしには語れません。プリプリのもつと、唐辛子やニンニクの風味が食欲をそそります。

　もつ鍋のほかに、鶏でだしをとったスープで鶏肉と季節の野菜を煮込む「若鶏の水炊き」も有名。ジューシーな鶏のうま味たっぷりで、老若男女から愛されています。

　このほか、下ごしらえをしたドジョウを卵でとじる「柳川なべ」や、クロアナゴを具材にした「とうへい鍋」といった鍋も、郷土料理として知られています。

「鍋」がマジでうまいと思う都道府県は？

　日本には、各地に旬の野菜や地域の特産物をふんだんに使った名物鍋があります。全国47都道府県の中で、あなたが「ここの鍋は絶品！」と思うエリアはどこですか？　コメント欄にはぜひ、好きな具材や食べ方なども投稿してくださいね。たくさんの投票とコメントをお待ちしています。

参考

• 石狩鍋 北海道（農林水産省）
• きりたんぽ鍋 秋田県（農林水産省）
• 「きりたんぽ」の誕生と、郷土料理に至る系譜（佐田商店）
• しょっつる鍋 秋田県（農林水産省）
• 福岡の郷土料理「もつ鍋」（紅月）
• 福岡県 うちの郷土料理（農林水産省）