ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の60代を対象に「GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専の中で校舎がかっこいいと思う大学」というテーマでアンケートを実施しました。

　東京都に本部を置く難関私立大学を表す「早慶上理ICU」（早稲田・慶應義塾・上智・東京理科・国際基督教）と「GMARCH」（学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政）、そして「日東駒専」（日本・東洋・駒澤・専修）。その中で、多くの60代から「校舎がかっこいい」と支持を集めたのは、どの大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年11月10日
調査対象	全国の60代の男女
有効回答数	435票

【60代が選ぶ】校舎がかっこいいと思う「GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専の大学」ランキングTOP15

第5位：立教大学

　第5位は、得票率9.0％の「立教大学」でした。

　豊島区に本部を置く立教大学は、1874年にアメリカ聖公会の宣教師によって創立された私塾「立教学校」を前身とし、1922年に設置された私立大学。「Pro Deo et Patria（神と国のために）」を建学の精神としています。

　池袋キャンパスには、歴史が感じられる赤レンガ造りとツタが印象的な「本館」（1号館／モリス館）や「立教学院諸聖徒礼拝堂」などがあり、共に東京都選定歴史的建造物に指定されています。また、新座キャンパスには「立教学院聖パウロ礼拝堂」のほか、本格的な撮影もできる「スタジオ棟」などが設置されています。

第4位：上智大学

　第4位は、得票率11.3％の「上智大学」でした。

　千代田区に本部を置く上智大学は、1913年に創立され、1928年に設置された私立大学。「叡智が世界をつなぐ」を建学の理念とし、「他者のために、他者とともに」を教育精神に掲げています。

　四谷キャンパスには、言語教育研究センターや800人規模の大教室などが入る「6号館」（ソフィアタワー）をはじめ、1932年建造の「1号館」などの歴史を感じさせる建造物が点在。2022年に誕生した木造の「15号館」は木材を交差させたデザインが特徴的で、その外観がSNSなどで話題を呼びました。

第3位：青山学院大学

　第3位は、得票率13.8％の「青山学院大学」でした。

　渋谷区に本部を置く青山学院大学は、明治初期に開校された女子小学校・耕教学舎・美會神学校の3つの学校をルーツとし、1949年に設置された私立大学。キリスト教信仰に基づく教育を目指し、スクール・モットーに「地の塩、世の光」を掲げています。

　青山キャンパスには、重厚な木製の扉と美しいステンドグラスが目を引く「ガウチャー・メモリアル・ホール」をはじめ、国登録有形文化財の「間島記念館」「ベリーホール」など伝統のある建造物が点在。相模原キャンパスには「ウェスレー・チャペル」をはじめ、天候が良ければ最上階のビュー・ラウンジから富士山を望める「メディアセンター」など、魅力的な建造物が集まっています。

第2位：早稲田大学

　第2位は、得票率16.1％の「早稲田大学」でした。

　新宿区に本部を置く早稲田大学は、1882年に創設された東京専門学校を前身とし、1920年に設置された私立大学。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を基本理念としています。

　早稲田キャンパスのシンボルともいえる「大隈記念講堂」は、ゴシック様式で演劇にも利用できる講堂として1927年に落成しました。そのほか銅像や記念碑なども多く残されていて、中でも「大隈重信全身像」は、大隈記念講堂と共に同校の伝統や歴史を感じさせるシンボルとして親しまれています。

第1位：慶應義塾大学

　第1位は、得票率20.7％の「慶應義塾大学」でした。

　港区に本部を置く慶應義塾大学は、1858年に福沢諭吉が開校した蘭学塾を前身とし、1920年に設置された私立大学。自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任で行う「独立自尊」を基本精神としています。

　慶應義塾大学は歴史と伝統を感じさせる三田キャンパスをはじめ、信濃町・矢上・日吉・湘南藤沢・芝共立に、それぞれキャンパスを構えています。中でも三田キャンパスの「図書館旧館」は国の重要文化財にも指定されていて、威厳と歴史を感じさせる同校のシンボルとして有名です。また、1875年に日本初の演説会堂として建造された「三田演説館」も、1967年に国の重要文化財に指定されました。

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