ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、関西在住者を対象に「今後発展していきそうなGMARCHと関関同立の大学」をテーマにアンケートを実施しました。

　 「GMARCH」は、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の関東にある6つの私立大学を、「関関同立」は関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の関西にある4つの私立大学を指す略称です。 生き残りをかけた競争が激しい私立大学のなかで、関西在住者から今後発展していきそうと思われているのはどの大学だったのでしょうか。それではさっそく、ランキングを上位から見ていきましょう。

※投票の選択肢は、文部科学省のウェブサイトを参考にしています。

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調査概要

アンケート実施日	2023年10月26日
調査対象	関西在住者
有効回答数	495票

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【関西在住者が選ぶ】今後発展していきそうな「GMARCH・関関同立の大学」ランキング

第5位：青山学院大学

　5位は青山学院大学でした。東京都渋谷区に本部を置く、GMARCHの一員である私立大学。真理を謙虚に追求し、愛と奉仕の精神をもって、すべての人と社会とに対する責任を進んで果たす人間の形成を目的に掲げ、キリスト教の精神を大切にした教育を行っています。

　海外大学との連携も強固であり、学生派遣や留学生の受入れ、短期語学研修などのプログラムやイベントも多彩で国際化に尽力していることが特色。特に国際政治経済学部国際政治学科は、英語力を身につけられることに加え、国際政治についての問題解決能力も養えると人気があります。

第4位：関西学院大学

　4位は関西学院大学でした。兵庫県西宮市に本部を置く、関関同立の一員である私立大学。建学の理念に「キリスト教主義」を掲げ、人権、平和、自然への敬意、社会的正義、異文化間の相互理解などの尊重を通じて、社会要請に応えると共に個人の生涯課題を追求する人材の育成を目指しています。発展途上国へボランティアとして学生を派遣する「国連ユースボランティアプログラム」を、アジアの大学で初めて導入したのも特徴的です。

　国際学部は、「問題解決能力」「多文化共生能力」「倫理的価値観」「言語コミュニケーション能力」を養い、グローバルな舞台での活躍を目指すために、原則として全員が短期留学に挑む学部として知られています。

第3位：関西大学

　3位は関西大学でした。大阪府吹田市に本部を置く、関関同立の一員である私立大学。13学部20学科をそろえ、学生の興味や関心に幅広く応えることができる総合大学である点が、若い世代の興味を引くことでしょう。スキルアップセミナーや対策講座など、就職活動支援プログラムが充実し、高い就職率を誇ることも人気に拍車をかけているかもしれません。

　文学部では、様々な観点から人間像の探求ができるほか、16の多彩な専修から学びたい分野を入学後に選ぶことが可能なため、関心を寄せる分野をじっくり見極めることができます。

第2位：立命館大学

　2位は立命館大学でした。京都府京都市中京区に本部を置く、関関同立の一員である私立大学。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の採択を受け、グローバル・アジア･コミュニティに貢献する多文化協働人材の育成を行うなど、国際化促進が活発な点も魅力です。

　1988年には西日本で最初に「国際関係学部」を設置して、国際社会における秩序や平和の構築、多文化社会の諸課題の解決などの課題について分析できる人材を育成しています。大学全体の教学理念としても「平和と民主主義」を掲げています。

第1位：同志社大学

　1位は同志社大学でした。京都府京都市上京区に本部を置く、関関同立の一員である私立大学。創設者である新島襄が掲げた「自由主義」と「良心教育」のもと、多様な留学制度や研修プログラムを取り入れ、学生に世界を実感してもらうためのバックアップを行っていることが特色です。また、キリスト教の礼拝形式で行われるプログラム「チャペル・アワー」への参加など、大学のベースにある「キリスト教主義」に触れられる教育を行っています。

　経済学部は、経済学的思考・分析力や論理をもとに、社会の諸問題の解決を図ることができる学生を育成しており、人気を集めています。またグローバル地域文化学部では、多様性への理解を深め、希望ある共生社会を構想する学習を行っています。

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