雑誌『ハルメク』を発行するハルメクホールディングスは、50歳以上の女性へのアンケートをもとに、「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」を公開しています。

　今回はその中で「好きな映画」のランキングをご紹介します。ランキングでは、色あせない感動をくれる映画史の名作が多くランクインしました。それでは結果を見ていきましょう！

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調査概要

調査期間	事前調査 2023年9月5日～9月7日 本調査 2023年9月22日～9月25日
調査対象	全国50～85歳の女性
有効回答数	事前調査 513名 本調査 506名

（出典元：【50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング】多くの出会いや別れを経験してきた50歳以上の女性が選ぶ好きな映画ランキング（PR TIMES））

【50歳以上の女性が選ぶ】「好きな映画」ランキングTOP20！

第5位：プリティ・ウーマン

　第5位は「プリティ・ウーマン」でした。1990年公開のアメリカ映画。大人な内容ながら、明るいロマンティック・コメディーです。ハリウッドの娼婦ビビアンを演じるのはジュリア・ロバーツ。ウォール街の実業家エドワードを演じるのはリチャード・ギアです。

　一晩の関係だった二人。エドワードは無邪気なビビアンに引かれ、ビビアンはエドワードの住む世界に憧れ始めます。境遇の違った2人を描くシンデレラストーリーです。

第4位：風と共に去りぬ

　第4位は「風と共に去りぬ」です。マーガレット・ミッチェルのベストセラー小説「風と共に去りぬ」を映画化した作品。1939年にアメリカで公開されました。舞台は南北戦争時代のアメリカ・ジョージア州アトランタ。時代に翻弄されながら生き抜こうとする人たち、その心理や生き様が描かれています。

　ヒロインのスカーレット・オハラを演じたのはビビアン・リー。相手役は、クラーク・ゲーブルの演じるレット・バトラーです。素行の悪いレットのことを、もともとは憎んでいたスカーレット。アトランタ陥落の後、レットとともに苦難の中を生きていきます。

第3位：となりのトトロ

　第3位は「となりのトトロ」です。1988年に公開された日本のアニメーション映画。宮崎駿さんが監督・原作・脚本を務めたスタジオジブリ作品です。昔も今も、家族で楽しんだという人も多いのではないでしょうか。

　幼い姉妹のいる家族や、緑ある田舎の暮らしが描かれるとなりのトトロ。ストーリーに加え、トトロ、ネコバス、まっくろくろすけといった独特のキャラクターや、「となりのトトロ」「さんぽ」といった主題歌も人気です。作品の舞台となっているのは架空の土地「松郷」ですが、宮崎駿さんは作品を作るヒントになった場所として自分の住む埼玉県所沢市を挙げています。

第2位：サウンド・オブ・ミュージック

　第2位は「サウンド・オブ・ミュージック」。リチャード・ロジャース作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞によるブロードウェイミュージカルを映画化した作品。ジュリー・アンドリュースを主演に迎え、1965年に公開されました。

　オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」をはじめ、「ドレミの歌」「エーデルワイス」などの劇中歌は世界的に有名となっています。トラップ大佐の子供たちの家庭教師として派遣されてきた修道女見習いのマリア。いたずらな子供たちと頑固な大佐の心は、音楽の力で心を通わせるようになっていきます。

第1位：ローマの休日

　第1位は「ローマの休日」でした。ウィリアム・ワイラー監督による1953年公開のアメリカ映画。オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックの共演が魅力のロマンティック・コメディーです。

　ヨーロッパの周遊中、ローマの大使館から逃げ出した小国の王女アン。街中でアメリカ人新聞記者ジョーと偶然出会います。アンが王女であると知り、スクープ目的で街のガイドを装うジョーですが、やがて2人に恋心が。名作映画として、シーンやストーリーとともに、オードリー・ヘップバーンの髪型やファッションも愛されています。公開70周年の2023年には、4Kレストア（修復）版が公開されました。

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