ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の60代以上の男女を対象に「生まれ変わったらなりたい名字」というテーマでアンケートを実施しました。

　ちょっと目を引く名字や、有名人の名字には、つい憧れてしまうものですよね。60代以上に最も人気があった名字は何なのでしょうか？　さっそく結果を見てみましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

【60代以上が選ぶ】「生まれ変わったらなりたい名字」ランキング

第4位：徳川

　同率第4位は「徳川」でした。全国におよそ1600人いるとされる名字です。清和天皇の子孫、新田氏流松平氏族が、徳川に改称したのが源流とされています。語源は、上野国新田郡得川の地名から起こったという説が有力のようで、「とくせん」と呼ぶこともあるのだとか。江戸幕府を開いた徳川家康が特に有名です。

第4位：中村

　同率4位は「中村」。全国におよそ102万人いるといわれる名字です。語源は読んで字のごとく、「中央部の村」に由来するのだとか。小さな村が大きくなると東の村や西の村など分村ができていき、このとき中央の本村を「中村」ということから来ているのだそうです。この名字を持つ有名人も多いですよね。あなたが思い浮かべる「中村」さんは誰でしょうか？

第3位：綾小路

　第3位は「綾小路」。全国に約50人といわれる希少な名字です。公家の綾小路家は、宇多天皇の皇子・敦実親王を祖とする源氏（宇多源氏）です。群馬県、埼玉県、富山県、愛媛県などに少数がみられるといわれています。有名人では綾小路きみまろさん、氣志團の綾小路翔さんなどが挙げられます。

第2位：佐藤

　第2位は「佐藤」でした。全国でおよそ183万人、全国順位1位の名字がランクインしました。「藤」は藤原の氏を表しています。「佐」は下野国佐野庄、または左衛門尉（さえもんのじょう）の職名を表しています。中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏が藤原氏で、藤原秀郷の子孫、左衛門尉公清が佐藤を名乗ったことがルーツのようです。佐藤姓も、非常に多くの有名人が存在します。　

第1位：伊集院

　そして第1位は「伊集院」でした。全国におよそ2800人いるといわれています。現在の鹿児島県である薩摩国日置郡伊集院村に起源がある一族が名乗ったとされています。伊集とは、丈夫な木材として重宝された柞（現在のイスノキ）の当て字。イスノキが生えている場所を地名と定め、その地に税として納められた米を貯蔵する蔵（院）を建造したことが、「伊集院」の成り立ちなのだそうです。有名人には、伊集院静さん、伊集院光さんなどがいます。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！