
【作品解説付き】大友克洋作品、どれが一番好き? アンケート実施中!
INDEX
1973年のデビュー以来、SF作品を中心に数多くの漫画を世に送り出している大友克洋先生。緻密な描写と大胆なストーリー展開に、夢中になった人も多いでしょう。特に、自身の作品を映像化した「AKIRA」は日本のみならず、世界中のクリエイターに大きな影響を残したことでも知られています。
そこで、ねとらぼ調査隊では膨大な大友克洋作品の人気投票を実施! あなたが好きな作品にぜひ投票してください。

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それでは、アンケート対象となっている大友克洋作品の紹介です。
Fire-ball
1979年に「アクションデラックス」に掲載、短編集「彼女の想いで…」に収録。
管理社会となった日本に対抗するゲリラに参加する弟と、超能力を人工知能・ATOMに学習させるべく人体実験に使われる兄の物語。「童夢」や「AKIRA」の原点としても知られる作品です。
童夢
「アクションデラックス」にて1980年~連載開始。
単行本になる際、大友先生が大幅な加筆を行い完成された作品です。とある団地で起こる連続死亡事故の犯人である超能力者の老人と、団地に引っ越してきた少女との異次元な超能力バトルを描きます。斬新な構図や革新的な表現は、多くの漫画家に影響を与えました。
AKIRA
1982年~「ヤングマガジン」にて連載された、大友先生の代表作。
世界が崩壊した2019年、新設された「ネオ東京」を舞台に、暴走族リーダー・金田と、超能力を覚醒させた鉄雄を中心に、物語の核心である少年・アキラを巡り壮大な展開が繰り広げられます。
BATMAN 「第三のマスク」
誰しも知るヒーローを独自の視点と筆致で描くSF短編。
人気のアメコミ「BATMAN」シリーズにおいて、アメリカでアンソロジーとして刊行された「BATMAN BLACK AND WHITE #4」に掲載。日本では1997年に「ヤングマガジン」に掲載されました。
DJ TECK の MORNING ATTACK
2012年に刊行された「芸術新潮」で特集された「大友克洋の衝撃」の一環として描き下ろされた作品。
ダイナミックなフルカラーで、主人公のロボット・DJテックがさまざまな騒動を巻き起こす様子を描いたショートSFです。
ショート・ピース
1979年に奇想天外社から、その後1984年に双葉社から刊行された大友先生の処女短編集。
「School-boy on good time」「宇宙パトロール・シゲマ」など、いずれも20P強ほどの短編で、カルト色の強い作品が詰め込まれた1冊です。
ハイウェイスター
こちらも、初期大友作品を堪能できる短編集の1つ。1979年に双葉社から刊行されました。
表題作は、ボロ車を駆使してストリートレースで金稼ぎをする謎のハイウェイスターの活躍を描いた作品。その他、「傷だらけの天使」シリーズ6作目なども収録されています。
さよならにっぽん
1981年に双葉社が発行した中編集で、5話構成の「さよならにっぽん」を中心に編纂されています。
表題作は、親の遺産を元手にニューヨークで道場を開いた「ニッポン男児」が、現地で出会うクセの強い人物たちと繰り広げる物語。
ヘンゼルとグレーテル
世界的に知られる童話をモチーフに、シニカルな大友テイストを加えた作品集。
ソニー出版から1981年に刊行されました。表題作のほか「赤頭巾」「シンデレラ」などの有名作をブラックユーモアを含めて描いています。
気分はもう戦争
小説家の矢作俊彦先生が原作を担当した作品で、1980年~「漫画アクション」で連載されました。
中ソ戦争という架空の戦争を舞台に、アメリカ人1人と日本人2人の義勇兵の奮闘を軸にして、戦争のさまざまな側面を浮き彫りに。
GOOD WEATHER
綺譚社から1981年に刊行された初の他選集。
当時は注文販売とされていた限定本なので、今となっては貴重な1冊。海の家を舞台にした表題作のほか、戦国武将が現代にタイムスリップする「信長戦記」など、コミカル色強め。
BOOGIE WOOGIE WALTZ
綺譚社発行(1982年)の他選集。
「GOOD WEATHER」に収録された同タイトルの別作品が表題作になっています。注文販売のみで刊行されたため、現在では希少。こちらの作品集には「傷だらけの天使」シリーズがほぼ収められています。
彼女の想いで…
1980年に「ヤングマガジン」に掲載された短編ほか、「Fire-ball」などが収録された短編集です。
表題作は、2092年の宇宙でゴミ処理をする4人の作業員が現実と幻覚の間に落ちていく物語で、後にオムニバスアニメ「MEMORIES」の1作としてアニメ化も。
SOS大東京探検隊
「SOS!大東京探検隊」のタイトルで1980年「マンガ少年」に掲載された作品などを収めた短編集。
表題作は、4人の子供たちが探検隊を結成しマンホールに降りて冒険を繰り広げるストーリー。後にアニメ化もされています。
AKIRA(アニメ版)
1988年に大友先生自らメガホンを取り、日本のアニメーションを海外にも知らしめた作品。
こちらでは原作3巻のネオ東京崩壊に加え、金田がアキラの力に飲み込まれながらもケイたちと脱出するアニメオリジナルのラストが描かれています。
MEMORIES(アニメ版)
大友先生の作品を原作にした「彼女の想いで」のほか2作品をオムニバス形式にし、1995年に公開されました。
「彼女の想いで」は森本晃司監督、「最臭兵器」は岡村天斎監督が担当、「大砲の街」は大友先生自ら監督し、テイストの違った3作に。
GUNDAM Mission to the Rise(アニメ)
1998年に開催された「機動戦士ガンダム」20周年を記念したイベントにて公開された、2分強の短編アニメ。
新型兵器の登場により新たな局面を迎えた宇宙での戦争。ガンダムとザクのバトルをはじめ斬新な映像演出が魅力です。
スチームボーイ(アニメ)
大友先生が監督を務め、製作期間9年を費やしたオリジナルアニメの超大作。
産業革命当時の19世紀イギリスを舞台にし、スチームパンク色の強い世界観が特徴です。
SHORT PEACE(アニメ版)
1981年に「ヤングマガジン」に掲載された「武器よさらば」をカトキハジメ監督によりアニメ化したほか、大友先生監督の「火要鎮」など3本のオリジナルアニメを加えた2013年公開のオムニバス映画。
それぞれの日本の姿を独自に描き出しています。
蟲師(実写映画)
漆原友紀先生の漫画を原作とし、大友先生がメガホンを取った実写作品。
蟲に憑りつかれた人々を癒す蟲師が旅を続け、病に伏せるもう1人の蟲師の謎を追いながら秘密が解き明かされる幻想的な世界観を大胆にに表現しています。
OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA1,2
デビュー以降に手掛けた作品の数々や描き下ろしをぎっしりと詰め込んだ、大友作品集の決定版。
1989年発売の1には「AKIRA」のカバーイラストや「武器よさらば」のアメコミバージョン、2012年発売の2には「スチームボーイ」イラストなどを収録。
その他
大友先生が発表した作品には、単行本未収録の作品も多くあります。そんな埋もれた作品の中で、もっとも心に残った作品があった人も多いことでしょう。
以上の作品が、投票の対象になります。下のアンケートから投票してください!
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