ワンノブアカインドは、自社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを基に、2023年10月の全国市区町村における中古マンションの相場を調査し、坪単価をベースに70平方メートルでの価格に換算した「推定価格」と、過去の価格からの上昇率を表す「騰落率」のランキングを発表しました。

　本記事では、推定価格による「全国市区町村 中古マンション価格ランキング（2023年10月）」を紹介します。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

調査対象	2023年10月に販売件数が30件以上ある全国245市区町村

（出典元：「マンションレビュー」2023年10月 全国市区町村 中古マンション価格／騰落率ランキングを発表｜マンションレビュー調べ）

中古マンション価格が高い「市区町村」ランキングTOP20

第5位：東京都文京区（7822万円）

　第5位は「東京都文京区」。坪単価は369万円、70平方メートル換算した中古マンションの推定価格は7822万円でした。

　東京23区のほぼ中央に位置する文京区は、都心3区（千代田区・中央区・港区）の北西部に位置するエリア。森鴎外や夏目漱石、樋口一葉など、数多くの文人が生活してきた場所で、現在も「東京大学」「お茶の水女子大学」などが立地する日本有数の文教地区として知られています。

　東京メトロのほか、都営地下鉄の各駅が利用でき、都内中心部への交通アクセスも抜群。「根津神社」や「小石川植物園」など歴史のある観光名所のほか、さまざまな商業施設が集まる「東京ドームシティ」などもあるため、魅力的なエリアとなっています。

第4位：東京都中央区（8976万円）

　第4位は「東京都中央区」。坪単価は424万円、70平方メートル換算した中古マンションの推定価格は8976万円でした。

　東京23区の中央部に位置する中央区は都心3区の一つで、オフィス街や繁華街が形成されています。銀座や日本橋など都内有数の商業エリアを有するほか、スーパーマーケットも点在しているため、買い物に困ることは少ないでしょう。

　家族で出かけられる公園などの緑地や学校も多いため、子育て世帯も生活しやすいエリアです。

第3位：東京都渋谷区（9471万円）

　第3位は「東京都渋谷区」。坪単価は447万円、70平方メートル換算した中古マンションの推定価格は9471万円でした。

　東京23区の西部に位置する渋谷区。交通の中心となる渋谷駅を中心に東京を代表する繁華街が形成されています。待ち合わせ場所として有名な「忠犬ハチ公」の銅像をはじめ、日本を代表するファッションタウンである原宿、表参道や代官山、恵比寿などの人気スポットも点在するエリアです。

　パワースポットとしても有名な「明治神宮」や、「代々木公園」などの緑地もあるため、豊かなライフスタイルが楽しめるエリアとなっています。

第2位：東京都千代田区（1億499万円）

　第2位は「東京都千代田区」。坪単価は496万円、70平方メートル換算した中古マンションの推定価格は1億499万円でした。

　東京23区の中央に位置する千代田区は「皇居」をはじめ、「国会議事堂」や東京駅など重要な施設を有していて、日本の政治・経済・文化の中枢を担っています。

　コンサート会場としても有名な「日本武道館」のほか、サブカルチャーの聖地「秋葉原」などの観光地も点在。自然を身近に感じられる「日比谷公園」や体験学習ができる「科学技術館」など家族で楽しめる施設も多く、子育て支援にも力を入れているため、ファミリー層にもうれしいエリアです。

第1位：東京都港区（1億1633万円）

　第1位は「東京都港区」。坪単価は549万円、70平方メートル換算した中古マンションの推定価格は1億1633万円でした。

　千代田区や新宿区の南に位置する港区は、芝・麻布・赤坂・高輪・芝浦港南の5つのエリアに分かれていて、それぞれがビジネス街・繁華街・住宅街など、さまざまな表情を持っています。

　東京のシンボルである「東京タワー」や「六本木ヒルズ」をはじめ、「芝公園」や「迎賓館赤坂離宮」などを有する魅力的なエリアです。

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