スイスのIMD(国際経営開発研究所)が調査・発表をしている「世界デジタル競争力ランキング」は、デジタルテクノロジーをビジネス・教育・政治などの社会領域でどう活用できているかをランク付けしたものです。
今回は2020年の同ランキングにおける日本の順位と、上位TOP3にランクインした国の結果を見てみましょう。
・出典:IMD World Digital Competitiveness Ranking 2020
日本は27位 低評価の理由は?
日本の結果は27位とふるわず、前年度の23位からさらに下落しました。デジタル活用における日本の弱みとして考えられるのは、デジタル化への対応スピードの遅さでしょう。
ランキングの基準の一つである「企業の俊敏性」についての評価はかなり低く、最下位に位置するほど。国や企業の間でなかなか進まないDX(デジタルトランスフォーメーション)ですが、今後しっかりと発展していくことを願うばかりです。
第3位:デンマーク
第3位には北ヨーロッパ、バルト海近くに位置する「デンマーク」がランクイン。高福祉・高負担国家の代表格としても知られ、税金が高額な代わりに国から手厚い支援を受けられる先進国です。
デンマークはヨーロッパ圏で最もデジタル化が進んでいる国であり、特に公共サービスはすべてオンライン上で完結できるよう整備されています。そのスタンスが高く評価され、先進国の中でもトップクラスの順位をキープしています。
第2位:シンガポール
第2位には東南アジアを牽引する先進国の「シンガポール」がランクイン。人口は約564万人と小規模ながら、1965年の独立以来、高い経済成長を続けてきた国家です。
シンガポールではテクノロジーの発展・普及に国を挙げて取り組んでおり、製造業や通信業、金融サービスなどの主要産業でDXを実現しています。「スマートシティ」を目指してキャッシュレス化などの施策にも注力しており、世界一のデジタル都市としても有名です。
第1位:アメリカ
そして第1位に輝いたのは、昨年の大統領選も記憶に新しい「自由の国」アメリカでした。3年連続で1位という不動の地位を築いています。
このランキングでは「知識・技術・将来への備え」の3点を評価して各国のデジタル化状況を判断するのですが、アメリカは知識1位・技術7位・将来への備え2位と好成績。ビジネスを支援するシステムの開発やテクノロジー研究などに、国と企業が一体となって取り組んでいることが決め手のようです。
ランキング第30位~1位までの全順位は、次のページからご覧ください!
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