ブックリスタが運営をサポートする電子書籍ストア「auブックパス」が12月3日にストアオープン11周年を迎えたのを記念し、「auブックパス」の有料販売実績をシリーズ集計した「2023年の売上ランキング」を発表しました。

　本記事では、そのなかから「小説」のランキングを紹介します。2023年のランクイン作品をチェックして、年末年始に読む本の参考にしてみてはいかがでしょうか。それでは結果を見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：「auブックパス」特設ページ）

2023年に売れた「小説」ランキングTOP10

第2位：「拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます」久川航璃／KADOKAWA

　第2位は『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』でした。第6回カクヨムWeb小説コンテスト「恋愛部門」大賞受賞の久川航璃著の溺愛ロマンス。2023年、紬いろとによりコミカライズもされています。

　【あらすじ】商才と武芸に秀でた、ガイハンダー帝国の子爵家令嬢バイレッタ。彼女には、8年間顔も合わせたことがない夫がいる。伯爵家嫡男で冷酷無比の美男と噂のアナルド中佐だ。しかし終戦により夫が帰還。離婚を望むバイレッタに、アナルドは1カ月を期限としたとんでもない“賭け”を持ちかけてきて――。周囲に“悪女”と濡れ衣を着せられてきたバイレッタと、今まで人を愛したことのなかった孤高のアナルド。2人の不器用なすれちがいの恋を描く溺愛ラブストーリー開幕。

第1位：「わたしの幸せな結婚」顎木あくみ、月岡月穂／KADOKAWA

　第1位は『わたしの幸せな結婚』でした。2019年にKADOKAWAより刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説『わたしの幸せな結婚』は、シリーズ累計発行部数800万部を突破（2023年9月現在／コミック・電子を含む）している人気作です。高坂りとによるコミカライズをはじめ、3月には実写映画化、7月にはテレビアニメ化もされています。

　【あらすじ】舞台は日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――政略結婚から始まる和風シンデレラストーリー。

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