リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、「教育・保育分野を志望する」と回答した関東エリアの高校生を対象とした、志願度の高い大学ランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関東の高校生が選ぶ】「教育・保育」分野で志願したい大学ランキング

第2位：青山学院大学

　第2位は「青山学院大学」でした。米国のメソジスト監督教会の宣教師によって創立された3つの学校を源流とする私立大学で、東京都渋谷区に本部を置いています。「地の塩、世の光」をスクール・モットーとし、キリスト教信仰に基づく教育を目指すとしています。

　青山学院大学では、教育人間科学部に「教育学科」「心理学科」の2つの学科を設置。教育学科では、乳幼児期から老年期までのライフサイクルの中で、どのように発達・学習・社会化・成熟していくかについて専門的に学習します。さらに3年次からは5つのコースに分かれ、より専門的な分野を学習するなど、それぞれが目標とする分野の専門知識を深く学べるところが魅力です。

第1位：文教大学

　第1位は「文教大学」でした。1927年に創立された「立正裁縫女学校」を前身とし、1966年に設置された私立大学で、埼玉県越谷市に本部を置いています。「人間愛」を建学の精神とし、「人間愛の教育」を教育理念に掲げ、持続可能な開発目標に貢献する人材の育成を目標としています。

　文教大学では、1969年に私立大学初の教員養成を目的とする教育学部を開設。それ以来、およそ半世紀にわたって1万人以上の卒業生を送り出しており、小学校の教員採用者数は全国の私立大学第1位を誇っています。教育学の専門知識や指導倫理を学ぶほか、現場での実践的な教育も実施。小学校・中学校・高校の教員を目指す「学校教育課程」、乳幼児期から児童期・青年期の子どもを支援する教員・保育士を目指す「発達教育課程」と、目標に応じたカリキュラムが用意されています。

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