信号機のない横断歩道で「一時停止する車が多い都道府県」ランキング! 第1位は「長野」【2023年最新調査結果】

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 ロードサービスに関する事業などを行うJAFでは、全国の信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象に、2023年8月9日~9月20日の期間で一時停止の状況に関する調査を実施し、その結果を発表しました。

 今回は、調査結果をランキング形式でお届けします。本調査は「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」と感じる人が多いことから、2016年から全国で実態調査をしているものです。多くのドライバーが交通ルール・交通マナーを守っている都道府県はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2023年8月9日~9月20日(月曜日から金曜日の平日のみ)
調査場所各都道府県2カ所ずつ(全国合計94カ所)の信号機が設置されていない横断歩道
※センターラインのある片側1車線道路で、原則として、調査場所の前後5メートル以内に十字路および丁字路交差点がない箇所で、道路幅員が片側2.75メートル~3.5メートル、交通量が3~8台/分(目安)とし、制限速度が時速40~60キロ程度の箇所
調査対象上記の横断歩道を通過する車両
※横断歩行者側の車線を走行する自家用自動車、自家用トラック(白ナンバー)
調査台数7087台

(出典元:信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2023年調査結果) | JAF

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信号機のない横断歩道で「一時停止する車が多い都道府県」ランキング

画像:PIXTA
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第2位:石川

画像:写真AC

 第2位は「石川」で、信号機のない横断歩道における車の一時停止率は76.40%でした。石川県警察では、「交通安全運動・交通事故防止作戦」を推進。その中に「歩行者優先!『チェック・ストップ・横断歩道』」を位置付けています。これは横断歩道における歩行者の優先についてポスター形式で伝えるもので、横断歩道に接近したら減速走行することや、歩行者がいたら一時停止することなど、基本的なルールについて示しています。こうした石川県警察の取り組みが、今回の結果につながったのかもしれません。

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第1位:長野

画像:写真AC

 第1位は「長野」で、信号機のない横断歩道における車の一時停止率は84.40%でした。長野県警察のウェブサイトでは、信号機のない横断歩道での車の停止率が8年連続全国第1位であるという本調査の結果が取り上げられており、県をあげてルール遵守・マナーアップ行動を推進しようという姿勢がうかがえます。

 また、ドライバー向けに横断歩道周辺の運転について図解しているほか、歩行者にもマナーアップを促しており、こうした取り組みが交通ルール・マナーを守る風土の醸成につながっているかもしれません。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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