求人サイト「doda」を運営するパーソルキャリアは、2022年9月～2023年8月にdodaサービスに登録した約63万人（正社員）の平均年収データを47都道府県別に集計。2023年12月に「平均年収ランキング（47都道府県・地方別の年収情報）【最新版】」として公開しました。

　本記事では、「北海道・東北エリア」のランキングを紹介します。北海道・東北エリア（北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）全体の平均年収は373万円であり、前回の結果と比べて、7道県全てで平均年収が向上しています。

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調査概要

（出典元：平均年収ランキング（47都道府県・地方別の年収情報）【最新版】）

「北海道・東北エリアの平均年収」ランキング

第2位：宮城県

　第2位には「宮城県」がランクイン。平均年収は375万円で、男女別に平均年収を見ると、男性は423万円、女性は320万円でした。同県に存在する東北唯一の政令指定都市・仙台市には近隣県からも買い物客が多数訪れており、首都圏からの良好なアクセスも合わさって、東北地域の商業の中心となっています。

　第一次産業も盛んで「ひとめぼれ」「ササニシキ」「仙台牛」などを生産。また、トヨタ自動車や東洋ゴム工業といった自動車関連企業の拠点も多数設けられています。

第1位：北海道

　第1位は「北海道」でした。平均年収は376万円で、男女別に平均年収を見ると、男性は417万円、女性は321万円となっています。世界自然遺産の「知床」をはじめとする自然環境に恵まれ、観光地として絶大な人気を誇る北海道は、全国平均と比べ農業・水産業などの第一次産業や、観光関連の第三次産業の比率が高くなっています。

　北海道電力、北洋銀行など大手企業の本社が札幌に多く設けられている北海道。中でも、家具およびインテリア用品小売業のニトリは高年収として知られています。

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