【新書フィクション】年間ベストセラーランキングTOP10! 1位は『鵼の碑』【2023年最新調査結果】
日本出版販売(日販)が、2023年の「年間ベストセラーランキング」を発表しました。集計期間は2022年11月22日~2023年11月21日。「総合ランキング」のほか、「単行本フィクション」「単行本実用」「文庫」「児童書」「コミック」などジャンル別にランキングを公開していますが、この記事では「新書フィクション」のランキングを紹介します。
多くの人が購入したフィクション作品は何だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
(出典:2023年年間ベストセラー|日販調べ)
【新書フィクション】年間ベストセラーランキング
第2位:岸辺露伴は倒れない 短編小説集(JUMP j BOOKS)
第2位は『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』でした。荒木飛呂彦さんの漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ漫画『岸辺露伴は動かない』を原作とした短編小説集の第3弾で、北國ばらっどさんがノベライズを担当しています。
収録エピソードは「黄金のメロディ」「原作者 岸辺露伴」「5LDK〇〇つき」の3作。今回のランキングでは、短編小説集第2弾『岸辺露伴は戯れない』も10位にランクインしています。
第1位:鵼の碑(講談社ノベルス)
第1位は『鵼の碑(ぬえのいしぶみ)』でした。京極夏彦さんの人気シリーズ「百鬼夜行シリーズ」の最新作で、前作『邪魅の雫』から17年ぶりの書き下ろし長編です。2023年9月に新書版(講談社ノベルス)と単行本版が同時発売されました。
タイトルに入っている「鵼」は猿の頭、虎の手足、狸の胴、蛇の尾を持つという伝説の怪物で、『鵼の碑』も「蛇」「虎」「貍」「猴」「鵺」という5つのパートで構成されています。殺人の記憶を持った女性に惑わされる劇作家、失踪者を探す探偵、消えた死体を追う刑事など、さまざまな登場人物のストーリーが絡み合いながら進んでいく大作です。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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