日本列島で中央付近に位置する「山梨県」は、富士山や南アルプスなどの山々や、樹海、湖など豊かな自然に恵まれたエリアです。関東や中京地域からもアクセスがいいため、移住を検討している人もいるのではないでしょうか。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年11月25日から12月2日にかけて「永住したいと思う『山梨県』の街は？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計210票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：北杜市

　第2位は、得票率12.4％の「北杜市」でした。山梨県の北西部に位置し、名水や豊かな自然で知られるエリア。市の公式サイトで「月見里県・星見里市」というキャッチコピーをかかげているように、天体観測にうってつけの場所でもあります。

　富士山をはじめ、八ヶ岳、南アルプス山脈、奥秩父山塊などの山々に囲まれており、山からきれいな水が流れてくるので、高原風景や昔ながらの田園風景を残しているところもあります。のどかで贅沢な時間が体験できるでしょう。

　また、山奥には秘境温泉として知られる「甲斐駒ヶ岳温泉・尾白の湯」があります。源泉は「赤湯」と呼ばれる茶褐色のナトリウム塩化物強温泉です。白州尾白天然水と1対9で割った混合温泉にも関わらず、日本でも有数の濃度を誇っています。

第1位：富士吉田市

　第1位は、得票率14.8％の「富士吉田市」でした。「富士山に限りなく近い街」とうたわれるように、古くから富士山信仰の街として発展してきた高原都市です。

　水道水にも富士山麓の湧き水が使われており、主要産業である織物も恩恵を受けてきました。かための食感がクセになる「吉田のうどん」などのご当地グルメも知られているほか、アミューズメント施設として人気の高い「富士急ハイランド」も富士吉田市にあります。

　また、商工業者へ補助金が与えられる制度もあるので、新しくなにかにチャレンジしたい人の移住先として注目を集めています。

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