ねとらぼ調査隊では、アンケートサイトの「ボイスノート」協力のもと、関東の社会人を対象に「GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専の中で企業からの評価が高いと思う大学」というテーマでアンケートを実施しました。

　東京都に本部を置く、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学を通称「GMARCH」、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学（ICU）を通称「早慶上理ICU」、そして、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学を総称して「日東駒専」と呼ぶことがあります。

　これら15大学の中で、「企業からの評価が高いと思う」と60代に支持されているのは、どの大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年10月26日
調査対象	全国の60代の男女
有効回答数	390票

GMARCH・早慶上理ICU・日東駒専の中で企業からの評価が高いと思う大学ランキング！

第5位：青山学院大学

　第5位は、得票率5.4%の「青山学院大学」でした。東京都渋谷区の「青山キャンパス」と神奈川県相模原市の「相模原キャンパス」の2キャンパスを構えています。国際教育に力を入れ、海外協定校数は179校に上るほか、2023年度の学部・大学院の英語関連科目数は261科目を数えます。

　また、大学の国際化促進のために設置された「国際センター」では、海外校との間での学生派遣と留学生の受け入れ、研修プログラムやイベントの企画など、さまざまな取り組みを実施。さらに、グローバル化に関して、青山学院中・高等部との一貫教育体制のサポートも担っています。

第4位：上智大学

　第4位は得票率9%の「上智大学」でした。千代田区の「四谷キャンパス」を中心に東京都・神奈川県に4つのキャンパス、また、大阪府大阪市にサテライトキャンパスを構えています。

　上智大学では、全学部共通科目の運営や、学部学科と各センターの連携を行う組織として、「基盤教育センター」を設置。全学部共通科目は、「キリスト教人間学領域」「身体知領域」「思考と表現領域」といった、独自の学問領域のもと提供されています。

第3位：東京理科大学

　第3位は、得票率12.3%の「東京理科大学」でした。新宿区に位置する「神楽坂キャンパス」をはじめ、首都圏に3つ、北海道に1つのキャンパスを展開しています。

　同大学では、近年、注目を集めるデータサイエンス・AIの教育に力を入れ、学部1、2年生を対象に、関連基礎知識を学ぶ「データサイエンス・AI概論」を開講。そのほか、学部横断型の「データサイエンス教育プログラム［基礎］」を設け、数学・統計学・情報学・データサイエンスなどの基礎を学べます。

第2位：慶應義塾大学

　第2位は、得票率22.8%の「慶應義塾大学」でした。港区にある「三田キャンパス」を中心に、首都圏内外に複数のキャンパスを展開。慶應義塾大学では、グローバル社会を見据えた新しい教育プログラムを実施しています。

　たとえば、4年間英語のみで経済学を学ぶ経済学部の「PEARL」や、英語による授業の履修のみで学部卒業が可能な「Global Information and Governance Academic（GIGA） Progrm」など、英語を重視した取り組みを実施。そのほか、「医療系3学部合同教育プログラム」や、湘南藤沢キャンパスの滞在型教育研究施設を利用した「未来創造塾」といった、独自の取り組みが見られます。

第1位：早稲田大学

　第1位は、得票率25.1%の「早稲田大学」でした。新宿区の「早稲田キャンパス」をはじめ、多くのキャンパスを有する大学です。2023年6月に発表されたQS社の「QS世界大学ランキング2024」では、世界の大学の上位13.3%にランクイン。特に「雇用者による評価」では、世界24位と高い順位を獲得しました。

　また同大学は、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」（トップ型）に採用され、世界中の研究者や学生が自由に往来する場を構築し、地球規模の課題の解決などを実現させる「Waseda Ocean構想」を掲げています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！