外国人観光客にも人気が高い「古都京都の文化財」は、1994年12月15日に日本で5番目の世界遺産として登録されました。京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市にある17寺社城を対象とし、清水寺・平等院・延暦寺・二条城・賀茂別雷神社などから構成されています。いずれも古くからの名所として知られ、多くの観光客が訪れるほか、修学旅行の定番としてもおなじみですよね。

　そこで今回は、「『古都京都の文化財』が世界遺産に登録された日」を記念して、「【主婦が選んだ】『外国人から愛されていると思う都道府県』ランキング」を紹介します。

　このランキングは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、主婦を対象に実施した「外国人から愛されていると思う都道府県」についてのアンケート調査によるもの。日本には外国人観光客に人気の地域が多く、実際に移住している人もいるほどです。その中で、主婦が「外国人から愛されていると思う都道府県」として選んだのはどのエリアでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

【主婦が選んだ】「外国人から愛されていると思う都道府県」ランキング

第2位：東京都

　第2位は「東京都」でした。東京都産業労働局が2019年に行った調査によれば、外国人旅行者の半数以上がリピーター、94％以上の人が「再訪したい」と感じているとのことです。人気のスポットとしては、順に「新宿・大久保」「銀座」「浅草」が挙げられました。

　居住者も多く、2022年10月の調べでは約56万人の外国人の方が住んでいるとわかりました。外国人児童の割合も高く、グローバルで自由な子育てができる場所としても注目されているようです。

第1位：京都府

　第1位は「京都府」でした。寺社や町家など伝統的な町並みが残る京都。外国人観光客も多く、京都・嵐山に着いた中国人女性が「周りにいる人がみんな日本人ではなかった」と気づいたエピソードもあるほどです。

　起業家スティーブ・ジョブズは、禅や和食などの日本文化に深い関心を持っていたといわれており、時折京都に訪れていました。特にお気に入りと言われた「禅寺の龍安寺」では石や砂で自然や宇宙を表現した枯山水の庭に興味を持っていたそう。ジョブズが影響を受けた「禅」というキーワードは、今では海外でも浸透していますね。

　ジョブズのそんなエピソードからも、京都は特別なインスピレーションを受けられるというイメージがあるのかもしれませんね。

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