リクルートが運営する「SUUMOジャーナル」は、東京都内に位置するJR中央線の全32駅において、一人暮らし向け賃貸物件の家賃相場についての調査を実施。その結果を「【JR中央線】家賃相場が安い駅ランキング2023年（東京-高尾32駅）」として発表しました。

　調査対象となったのは、駅徒歩15分以内で、10平米以上～40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの賃貸物件。都内にあるJR中央線の駅の中で、家賃相場が安い駅はどこだったのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

調査期間	2023年4月～2023年9月
調査対象	SUUMOに掲載されている中央線沿線の駅（掲載物件が20件以上ある駅に限る）

（出典元：【JR中央線】家賃相場が安い駅ランキング2023年（東京-高尾32駅）。TOP3は多摩地域でALL5万円台！ | SUUMOジャーナル）

・当記事では、X社（旧：Twitter社）が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてポストを利用しています。

「JR中央線沿線（東京都内）の家賃相場が安い駅」ランキング

第5位：国立

　第5位は、国立市にある「国立」駅で、家賃相場は6万円でした。1926年に国分寺駅と立川駅の間に設置された駅で、2022年度の1日平均乗車人員は4万5198人です。

　国立という駅名は、両隣の駅の頭文字を取って名付けられ、「この地から新しい国が立つ」という願いが込められているそうです。市内には、一橋大学をはじめとする教育機関が多く集積し、古くから文教エリアとして知られています。また駅近くにスーパーが複数立地するなど、生活利便性が高いエリアでもあります。

第4位：西国分寺

　第4位は、国分寺市にある「西国分寺」駅で、家賃相場は5万9000円でした。西国分寺駅にはJR武蔵野線も乗り入れており、2路線が利用可能です。2022年度の1日平均乗車人員は2万5420人でした。

　駅には、駅ナカ商業施設「nonowa西国分寺」があり、地元の青果を扱う八百屋のほか、飲食店やコンビニなどが入っています。また2022年には、駅のホームに対面とオンラインを組み合わせた診療所が設置され、そのユニークな形態が話題になりました。

第3位：日野

　第3位は、日野市にある「日野」駅で、家賃相場は5万8000円でした。日野市役所の最寄り駅で、2022年度の1日平均乗車人員は2万1373人です。

　駅周辺には、スーパーやコンビニなどがそろい、買い物には困りません。また、駅から北に歩くと多摩川の河川敷が広がり、サイクリングロードが整備されています。新選組の土方歳三や井上源三郎の出身地としてしても知られ、歴史を感じられるスポットも数多く点在。

第1位：西八王子

　第1位には、家賃相場5万3000円で2つの駅が並びました。1つ目は、八王子市にある「西八王子」駅です。八王子駅と高尾駅の間にある駅で、2022年度の1日平均乗車人員は2万7999人でした。

　八王子市役所の最寄り駅で、駅周辺には八王子市中央図書館があるほか、スーパーや商店街などもあり、毎日の買い物にも大変便利です。八王子駅からひと駅という立地ながら、家賃相場が八王子駅よりも1万3000円も安いなど、コストパフォーマンスが高いことから住みやすい街として注目を集めています。

第1位：高尾

　西八王子駅と並び、家賃相場5万3000円で第1位に輝いた2つ目の駅は、八王子市にある「高尾」駅です。中央線の駅の中で都内最西端に位置し、2022年度の1日平均乗車人員は2万3935人。JRの駅舎の南側には京王高尾線の高尾駅もあり、2路線利用することができます。

　駅の東側にショッピングモール「イーアス高尾」があるほか、周辺にはスーパーなども複数立地しています。また現在、高尾駅の南口と北口を結ぶ南北自由通路の整備事業が進行中で、それにより駅構内のバリアフリー化が進むなど、今後ますます便利になっていきそうです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！