リクルートの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、旅行サイト「じゃらんnet」の会員1万6107人を対象にアンケート調査を実施し、「じゃらん人気温泉地ランキング2023」を発表しました。

　今回で18回目の実施となるこのアンケート調査は、東京都と沖縄県を除く全国の327温泉地を対象にしたもの。「全国人気温泉地ランキング」や「全国あこがれの温泉地ランキング」、「おすすめしたい穴場温泉地ランキング」など、さまざまなテーマのデータを集計しています。

　本記事では、北陸・関西居住者が選んだ「全国人気温泉地ランキング」を紹介します。北陸・関西居住者から「もう一度行ってみたい」と支持を集めた温泉地はどこだったのでしょうか。ランキングを見てみましょう！

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調査概要

（出典元：「じゃらん人気温泉地ランキング2024」じゃらんリサーチセンター調べ）

北陸・関西居住者に聞いた「もう一度行ってみたい温泉地」ランキング

第2位：城崎温泉（兵庫県）

　第2位は、兵庫県豊岡市にある「城崎温泉」でした。開湯から1300年以上の歴史があり、奈良時代から人々に愛されている温泉地です。

　城崎温泉には、歩いて回れる距離に一の湯・御所の湯・まんだら湯・さとの湯・柳湯・地蔵湯・鴻の湯という7つの外湯があり、これらを浴衣で巡る「外湯めぐり」が人気です。それぞれの外湯は源泉が発見された時期や趣、特色が全く異なるため、自分好みの外湯を見つけるために何度も訪れたくなりそうです。

第1位：有馬温泉（兵庫県）

　第1位に選ばれたのは、兵庫県神戸市の「有馬温泉」でした。草津温泉、下呂温泉と並ぶ「日本三名泉」として知られるほか、道後温泉・白浜温泉とともに「日本三古湯」にも数えられる、歴史深い温泉地です。

　有馬温泉には、環境省の指針により療養泉として指定している９つの主成分（単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉）のうち、硫黄泉と酸性泉を除く７つの成分が含まれています。世界的にも珍しい、多くの成分が混合した温泉です。

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