「子どもの名前」に付けたいと思う「旧月名」はなに?【人気投票実施中】

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 日本には、「和風月名」という独自の月の呼び名があります。1873年(明治6年)に現在使われている新暦(太陽暦)が採用される以前、日本では旧暦(太陰暦)が使われていました。そして、旧暦の季節や行事に合わせて使われていたのがこの和風月名で、旧月名とも呼ばれています。

 今回は「子どもの名前に付けたいと思う旧月名は?」というテーマでアンケートを行います。人名にも使われることの多い睦月から師走までの12カ月の旧月名で、あなたが「子どもの名前として付けたい」と思うのはどれでしょうか。まずは、3つの月名をピックアップして紹介しましょう!

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弥生

 旧暦の3月での呼称です。弥生の由来は「木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる)」からきているといわれており、「弥生い(いやおい)」が「やよい」に転じたとされています。旧暦の3月は、およそ現在の4月頃にあたり、春を表す雅な言葉。その名前から、温かで穏やかイメージを受ける人も少なくないでしょう。

 ちなみに、弥生時代の「弥生」は同じ言葉ですが旧月名とは関係なく、遺跡が発見された東京本郷弥生町に由来しています。

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皐月

 旧暦で5月を指す皐月の由来は、さまざまな諸説があり定まっていません。「早苗を植える月」から「早月(さつき)」となり、それが転じたとするのが一般的ですが、長雨を意味する「五月雨」が転じたとする説などもあります。一方で、「五月晴れ」という言葉もあるように、その名前からカラッとした快活なイメージを持つ人や、「サツキ」という同名のツツジ科の花もあることから華やかな印象を持つ人も多いかもしれません。

 なお、余談ですが、毎年4月に行われている競馬のレース名「皐月賞」も旧暦名から付けられたもので、1951年までは5月に開催されていました。

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葉月

 「葉月」は、旧暦の8月の別称で、新暦ではおよそ9月頃にあたります。その由来は、木々の葉が落ちる「葉落ち月」を省略したというのが通説になっているようです。

 本来は秋の訪れを感じさせる言葉ですが、近年では9月でもまだまだ暑いので、強い日差しのように明るく元気なイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。

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子どもの名前に付けたい旧月名は?

 睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走の旧月名。どれも風流で雅な語感がしますよね。

 あなたが「子どもの名前に付けたい」と思う12種類の「旧月名」にご投票ください。また、各旧月名の好きなところや、その名前が付けられた人が持つイメージなども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております!

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