ねとらぼ調査隊では、12月8日から12月15日までの間、「安全地帯のシングルで好きな曲は？」というアンケートを実施していました。

　1973年にボーカルの玉置浩二さんと、ギタリストの武沢豊さんが中心となって結成したロックバンド「安全地帯」。1982年にシングル「萠黄色のスナップ」でメジャーデビューして以降、活動休止と再開を繰り返しながら、数々のヒット曲を誕生させてきました。

　2022年にはデビュー40周年を迎え、11月に4日間にわたる40周年記念コンサートを開催。年末には37年ぶりに「NHK紅白歌合戦」にも出場するなど、その活躍ぶりが話題になりました。

　今回の投票では、34のシングル曲を選択肢に用意したところ、6895票もの投票をいただきました。ありがとうございます。それでは、早速結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間	2023年12月8日 ～ 12月15日
有効回答数	6895票
質問	安全地帯のシングルで好きな曲は？

第5位：あの頃へ

　第5位は「あの頃へ」。得票数は415票で、全体の6％の票を獲得しています。

　1992年に発売された「あの頃へ」は、22作目のシングル。和風なメロディーから始まり、玉置さんが感情たっぷりに歌い上げるバラードです。日本酒メーカー・月桂冠のCMソングに使われました。ベストアルバムの収録曲を決めるために実施されたリクエスト投票で第1位になるなど、ファンの間で根強い人気を誇り、ライブのアンコールで披露される定番ソングとなっています。

　コメント欄には、「デビュー当初から好きで選ぶのが難しいけれど、しいて言うなら『あの頃へ』です。これからもずっと聞いていきます」という声が寄せられていました。

第4位：真夜中すぎの恋

　第4位は「真夜中すぎの恋」。得票数は436票で、全体の6.3％の票を獲得しています。

　1984年に発売された「真夜中すぎの恋」は、セカンドアルバム「安全地帯Ⅱ」の先行シングル。バンドサウンドの要素をふんだんに盛り込んだナンバーです。矢萩渉さんが高らかに響かせるギターの音色と、玉置さんのパワフルな歌声にテンションが上がりますよね。

　コメント欄では「Aメロの後半で半音上がるところが大好き。アップテンポながらも、情景が浮かびあがるこの曲は、歌ってもよし、聞いてもよしです」「はじめて安全地帯のコンサートに行った時、『真夜中すぎの恋』をアンコールで歌ったから」といった声が寄せられていました。

第3位：悲しみにさよなら

　第3位は「悲しみにさよなら」。得票数は472票で、全体の6.8％の票を獲得しています。

　1985年に発売された「悲しみにさよなら」は、9作目のシングル。美しいメロディーとともに、作詞を手掛けた松井五郎さんによるシンプルでメッセージ性の強い歌詞も魅力です。各種チャートで首位を獲得し、安全地帯はこの曲で「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。

　コメント欄には、「そっと寄り添い、力強く励ましてくれる曲」「辛かった時にテレビで『悲しみにさよなら』を聞き、涙があふれて止まりませんでした」などの声が寄せられていました。

第2位：ワインレッドの心

　第2位は「ワインレッドの心」。得票数は601票で、全体の8.7％の票を獲得しています。

　1983年に発売された「ワインレッドの心」は、4作目のシングル。サントリーのCMソングと、フジテレビ系で放送されたドラマ「間違いだらけの夫選び」のエンディングテーマに使われたことで注目を集め、安全地帯の存在が広く知れ渡るきっかけになりました。切ないメロディーと、玉置さんのセクシーな歌声があいまって、今もなお多くの人をとりこにしています。

　コメント欄には、「名曲の中の名曲でしょう！　着メロにしています」「自身が中学生の頃にCMで『ワインレッドの心』が流れていて、メロディーと玉置浩二さんの声がすごく印象的で、お小遣いでシングルレコードを買って聞いていました」という声が寄せられました。

第1位：恋の予感

　第1位は「恋の予感」。得票数は848票で、全体の12.3％の票を獲得しています。

　1984年に発売された「恋の予感」は、7作目のシングルです。作曲は玉置さん、作詞は井上陽水さんが手掛け、どれだけ願っても成就しない恋愛がドラマチックに描かれています。

　幅広い音域をしっかりと歌い上げることができる玉置さんの確かな表現力と、妖艶な雰囲気が際立ち、活動初期の安全地帯の魅力を凝縮したロックバラードです。言語の垣根を越えて、さまざまなアーティストによってカバーされ、アジアでも人気を集めています。

　コメント欄には、「ドラマ仕立てのMVと、イントロがとにかく大好きです」「歌い出しの部分が優しく心に響きます」「しんみりとした夜には口ずさみたくなります」「いつの時代も聞きたい名作」などの声が挙がっていました。

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