ねとらぼ調査隊では、2023年12月8日から12月14日にかけて「魚料理がおいしいと思う都道府県は？」というアンケートを実施していました。

　海で囲まれた日本には、独自の魚食文化が存在します。地域ごとにさまざまな魚料理があるので、旅行の醍醐味として楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

　今回のアンケートでは合計310票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：富山県

　2位は「富山県」です。得票数は44票、得票率は14.2％でした。

　さまざまな魚介類が生息する富山湾は、「天然のいけす」として知られています。漁場から港までが近いこともあり、とれたての新鮮な魚料理を食べられます。

　例えば「富山県のさかな」に選定されている寒ブリを使った「ぶりしゃぶ」。鮮度バツグンのブリをさっとだし汁にくぐらせると、余分な脂が落ちていくらでも食べられると評判です。スケソウダラをまるごと使った「たら汁」や、春から初夏にかけて食べられる「ほたるいかの酢味噌和え」、薄紅色のマスを酢飯に乗せた「ます寿司」なども有名です。

第1位：石川県

　1位に輝いたのは「石川県」です。得票数は47票、得票率は15.2％でした。

　石川県も魚介類のおいしさで知られている県です。スルメイカや甘えび、ずわいがになどは特に有名ですよね。ブリがよくとれる石川県では、11月から翌2月にかけてさまざまなブリが市場に並びます。特に厳冬期の寒ブリは醤油を弾くほど脂がのっているのだとか。定番の「ぶり大根」や刺身に加え、塩漬けした「かぶら（カブ）」で塩漬けしたブリを挟んだ「かぶらずし」など、さまざまなブリ料理が楽しめます。

　また、石川県はメギス（ニギス）の漁獲量が全国トップ。「ニギスの塩炒り」や「メギスのだんご汁」として広く食べられています。

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