リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、「経済・経営・商学分野を志望する」と回答した関西エリアの高校生を対象とした、志願度の高い大学ランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生に聞いた】「経済・経営・商学を学びに行きたい大学」ランキング

第2位：近畿大学

　第2位は、得票率20.9％の「近畿大学」でした。

　大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」と1943年創立の「大阪理工科大学」を母体とし、1949年に設置された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、教育の目的である「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を目的としています。

　同校の経済学部では、未来を切り開く経済知識を習得する「経済学科」、国際経済を学び、グローバルな視野を養う「国際経済学科」、実社会で使える経済学を学ぶ「総合経済政策学科」の3つの学科を設置。また、経営学部には「経営学科」「商学科」「会計学科」「キャリア・マネジメント学科」の4学科に合計6つのコースが設置されています。豊富な学びが用意されていて、それぞれの目標に合った学科・コースが選択できるところも支持を集めた要因ではないでしょうか。

第1位：関西大学

　第1位は、得票率23.0％の「関西大学」でした。昨年の同ランキング2位から順位を1つ上げています。

　大阪府吹田市に本部を置く関西大学は、1886年に創立された「関西法律学校」を前身とし、1922年に設置された私立大学。「学の実化」を学是に、不確実性の高まる社会の中で、困難を克服し未来を切り拓こうとする強い意志を育み、多様性を尊重し新たな価値を創造できる人材の育成を目的としています。

　同校では経済学の基本を学び、社会のさまざまな問題を理解・解決できる人材の育成を目的とする「経済学部」と、広い視野や企業倫理と社会的責任を持ったビジネスリーダーの育成を目的とする「商学部」を設置。また、「政策創造学部」でも経済や経営戦略に関する知識が得られます。各学部にはさまざまなコース・専修が用意されているところも魅力です。

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