「和菓子がおいしい」都道府県はどこ?【2024年版・人気投票実施中】
まんじゅうに大福、おはぎ、ようかん、わらびもち……和菓子にはさまざまな種類があります。温かいお茶と一緒にほおばれば、ほっこり幸せな気持ちになれますよね。日本全国各地には、その地それぞれの伝統的な和菓子や有名な和菓子が多くあります。
そこで今回ねとらぼ調査隊では、「和菓子がおいしい都道府県はどこ?」というアンケートを実施します。ぜひあなたの意見を聞かせてください! ここでは「日本3大菓子処」といわれる、石川県(金沢)、京都府(京都)、島根県(松江)の3県について紹介します。
石川県
総務省統計局「家計調査」の結果によれば、石川県金沢市は「『和菓子』の1世帯当たり年間支出金額の都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(2016~2018年平均)」で全国1位となっています。
金沢では、加賀藩が「茶道」を重んじていたこともあり、茶席に欠かせない和菓子が発展したそうです。金沢の和菓子といえば、加賀藩主前田家の家紋に由来する和菓子「福梅」が有名ですね。ほかにも創業390年を誇る「加賀藩御用菓子司 森八」や、落雁で有名な「諸江屋」など、歴史ある和菓子店が多くあります。
京都府
京都の和菓子は「京菓子」と呼ばれます。京菓子の歴史は古く、奈良時代に遣唐使が伝えた「唐菓子」や、鎌倉時代に中国から伝わった「点心」などに影響を受け、その後江戸時代には四季折々のさまざまな京菓子が作られるようになったそうです。
盆地である京都の夏は非常に暑いので、「涼しさを感じられるように」という職人の知恵でくずきりやわらび餅などが作られるようになりました。くずきりで知られる「鍵善良房」、こしあんの入ったわらびもちで有名な「先斗町駿河屋」、竹を器にした水ようかんが人気の「二條若狭屋」など、京都には歴史ある和菓子の名店がたくさんあります。
島根県
江戸時代、松江藩の7代藩主であった松平治郷は、藩主であると同時に不昧(ふまい)という号を持った茶人でもあったため、茶の湯文化が発展したそうです。「不昧公」という名で親しまれてきた彼が好んだとされる和菓子「若草(彩雲堂)」「山川(風流堂)」「菜種の里(三英堂)」は、松江3大銘菓として今も愛され続けています。
なお「若草」とは、甘くて柔らかい求肥に餅米で作った若草色のそぼろ(寒梅粉)をまぶしたものです。「山川」は紅白の落雁で、しっとりした口当たりと程よい塩味が特徴。「菜種の里」は菜種畑に蝶(ちょう)が飛んでいる様子を表現した、一枚板の落雁です。
和菓子がおいしい都道府県は?
日本には地域ごとに特色のある和菓子がたくさんあります。皆さんの地元の銘菓や、旅行先で食べておいしかった和菓子など、あなたが「和菓子がおいしい都道府県」を選ぶならどこですか? ぜひアンケートで教えてください。おすすめの和菓子についてのコメントもお待ちしています!
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