ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、大阪府在住の男女を対象に「子どもを入学させたい大阪府の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　多くの大阪府民から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年9月1日
調査対象	大阪府在住の男女
有効回答数	360票

【大阪府民が選ぶ】「子どもを入学させたい大阪府の私立高校」ランキング

第5位：関西大学高等部

　第5位は、得票率5.3％の「関西大学高等部」でした。

　高槻市に位置する関西大学高等部は、2010年に関西大学の3つ目の併設校として創立された、小中高一貫教育の高等学校。関西大学の教育理念である「学の実化」の下、「確かな学力」「国際理解力」「情感豊かな心」「健やかな体」の4つの力を育み、「高い人間力」を有する人材の育成を目標としています。

　知的好奇心を高め、情感豊かな心を育てることに重きを置いた教育を展開。学習環境を整え、生徒に寄り添った指導を行っています。また、思考を促すツールとしてICTを日常的に活用することで、学習意欲の向上や科学的思考力を育んでいます。

　卒業生は関西大学の各学部への内部進学ができ、生徒が希望する場合は、関西大学に合格した後に国公立大学を受験することも可能。2023年度入試では、神戸大学・大阪公立大学を中心に、国公立大学にも合格者を出しています。

第4位：大阪桐蔭高校

　第4位は、得票率8.3％の「大阪桐蔭高校」でした。

　大東市に位置する大阪桐蔭高等学校は、1983年に開校の「大阪産業大学高等学校大東校舎」を起源とし、1988年に創立された中高一貫教育の高等学校。「偉大なる平凡人たれ」を建学の精神に、「鼎立成りて碩量を育む」を教育理念に掲げています。

　国公立大学への進学を希望する生徒には、1年次から大学受験を想定した学習プログラムを実施。3年次のクラスは志望大学別に編成し、達成目標をより明確にしています。また、ネイティブの英会話講師とオンラインでのマンツーマンのレッスンや、60以上の講座から選択して参加できる体験型授業「プロジェクトワーク」など、独自の教育を展開。

　2023年度入試では、京都大学・神戸大学・和歌山大学・大阪大学を中心に、多くの生徒が国公立大学に合格。高校野球の甲子園出場常連校としても知られ、中日ドラゴンズで活躍した今中慎二さん、西武ライオンズの中村剛也選手など、数多くのプロ野球選手を輩出しています。

第3位：同志社香里高校

　第3位は、得票率8.6％の「同志社香里高校」でした。

　寝屋川市に位置する同志社香里高等学校は、1951年に創立した同志社大学・同志社女子大学との中高大一貫教育を行う高等学校。「キリスト教主義・自由主義・国際主義」の3つを柱とし、「良心の全身に充満したる」人物の育成を目標としています。

　進路実現のため、2年次から文系と理系に分かれて専門科目を受講。IT社会に対応するため、一般科目でもコンピューターを用いた授業を行うほか、英語力の養成にも注力しています。

　また、人格形成につながる聖書の時間や礼拝なども重視。中高大一貫教育校となっていることもあり、2023年度入試では、95.9％の卒業生が同志社大学・同志社女子大学へ進学しています。

第2位：近畿大学附属高校

　第2位は、得票率9.7％の「近畿大学附属高校」でした。

　東大阪市に位置する近畿大学附属高等学校は、1939年に創立された「日本工業学校」を前身とする中高一貫教育の高等学校。「実学教育」「人格の陶冶」を建学の精神とし、知・徳・体の調和のとれた全人教育をすすめ、社会で信頼され活躍できる人材の育成を目標としています。

　知識偏重の教育ではなく、主体性や論理歴な思考力、発信力・コミュニケーション能力など、これからの時代に必要とされる力を伸ばす取り組みを実施。近畿大学の教授陣による特別講義など、一貫教育校の強みを生かした独自の教育を展開しています。

　卒業生は近畿大学への特別推薦入学試験制度が利用可能。「Super文理コース」の文系・理系クラスの国公立大学への現役合格率は、過去9年間の平均で72％と高い実績を誇っています。

第1位：四天王寺高校

　第1位は、得票率10.6％の「四天王寺高校」でした。

　大阪市天王寺区に位置する四天王寺高等学校は、 聖徳太子が創立した「四天王寺敬田院」が起源。1922年に創立された「天王寺高等女学校」を前身とする中高一貫教育の女子高等学校です。建学の精神に「帰依渇仰 断悪修善 速証無上大菩提処」を掲げ、利他の心を起こし、磨き上げた自己の知識・技能を用い、人々に寄り添える人材の育成を使命としています。

　同校では、グローバル社会で活躍するための、英語力と国際的視野を養うプログラムを展開。英検・TOEFL・IELTSなどの英語試験に向けた放課後特別講座の実施や、オンライン英会話、ネイティブ講師によるサポートも行っています。

　また、国内大学と海外大学を併願する「グローバル併願」が可能な「海外協定大学推薦制度（UPAA）」制度を導入。2023年度入試では、大阪公立大学・大阪大学を中心に、多くの生徒が国公立大学に合格しています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！