リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、「ご当地のお雑煮」に関する調査を行いました。

　主にお正月に食べる代表的な料理のひとつでもあるお雑煮は、全国各地にふるさとの数だけその種類があるといわれるほど細分化されている地域性のある料理です。角餅か丸餅か、すまし汁か味噌仕立てか、入っている具材の違いなど、家庭によっても少しずつ特徴が変わるお雑煮。中でももっとも地域色が豊かだと思われるお雑煮をランキングで紹介します。

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調査概要

（出典元：『じゃらん』地域色豊かな「ご当地お雑煮」ランキング）

地域色豊かな「ご当地お雑煮」ランキングTOP10

第2位：焼きハゼ雑煮【宮城県】

　2位は器からはみ出すほどの焼きハゼがインパクト絶大な宮城県「焼きハゼ雑煮」です。江戸時代末期から食されていて仙台雑煮とも呼ばれています。仙台せりや雑煮の材料「ひきな」の彩りもお正月の華やかさを演出してくれる一品です。仙台市街地周辺では、正月三が日はこの雑煮を食べるのが一般的とのこと。

第1位：カキ雑煮【広島県】

　主に安芸地方や江田島市で食べられている旬の牡蠣をぷるんとのせたお雑煮が1位に選ばれました。瀬戸内の幸をふんだんに使った広島県のお雑煮の中でも、特に縁起ものとして食されているそうです。

　牡蠣は「賀来」と書いて「福をかき取る、かき寄せる」という縁起ものとのこと。広島県の尾道市や三原市などではアナゴ、宮島ではブリやハマグリを使うなど具材が華やかなお雑煮が多くみられます。

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