大東建託は、全国47都道府県に居住する20歳以上の男女80万6722人を対象に、居住満足度調査を実施し、その結果を「コンシャスな街 自治体ランキング＜全国版＞」として発表しました。ランキングは、現在居住している自治体について、14項目の設問に5段階で評価したデータをもとにしており、回答者50人以上の自治体が対象。また、2019年～2023年の回答を累積して集計しています。

　「コンシャスな街」とは、普通に暮らす街の住みここちではなく、仕事と生活を柔軟に統合した「ワークライフインテグレーション」を志向する人々にとっての「多様な人々がいて、刺激的な街」「出会いとチャンスがある街」と定義されています。

　「コンシャスな街」と高く評価されたのはどの自治体だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：いい部屋ネット「コンシャスな街 自治体ランキング＜全国版＞｜街の住みここち＆住みたい街ランキング2023」）

「コンシャスな街」ランキング

第2位：東京都港区

　第2位は「東京都港区」でした。昨年の同ランキング3位から順位を上げました。

　東京23区の東側に位置する港区は、東京都の中枢を構成するエリアで、ビジネス街・繁華街・住宅街など、さまざまな表情を持っています。鉄道も複数の路線が乗り入れていて、品川駅からは新幹線も利用できるため、交通利便性も抜群。東京のシンボルである「東京タワー」をはじめ、「六本木ヒルズ」や「国立新美術館」など、観光名所もバラエティに富んでいます。「芝公園」や「お台場海浜公園」などの公園も多いため、利便性と自然とのバランスに優れた地域となっています。

　居住者のコメントには「とても洗練されていて、外に出るだけで毎回新しい発見があり、楽しい気分になる。治安も良いため、夜の散歩も楽しめる」（男性・30歳・未婚・事務職）、「おしゃれだが、閑静としていてすごしやすい」（女性・38歳・既婚・営業職）、「東京の中心部に位置しているため、最先端の文化や交流を受け入れる体制が整っていて、常に刺激を受けて生活できる」（男性・45歳・既婚・営業職）といった声が寄せられていました。

第1位：沖縄県中頭郡北谷町

　第1位は「沖縄県中頭郡北谷町」でした。北谷町は同ランキングで4年連続1位に輝くなど、圧倒的な支持を集めています。

　沖縄県の本島中部に位置する北谷町は、本島内の主要な観光地へのアクセスにも便利なリゾートタウンです。アメリカをイメージした大型野外モール「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」をはじめ大型商業施設も多く、年間を通してマリンアクティビティが楽しめるところも魅力。米軍基地が位置していることもあり、多様性にあふれるエリアとなっています。

　居住者のコメントには「観光名所もあり、多くの観光客で盛り上がるとてもいい地域。異国性あふれる素敵な街」（女性・41歳・既婚・専業主婦）、「海も近いし、飲食店も充実している」（女性・42歳・既婚・アルバイト）、といった声が寄せられていました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！