「混雑率の高い首都圏の鉄道主要区間」ランキングTOP31! 第1位は「川口→赤羽」【2022年度最新調査結果】
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国土交通省では毎年度、東京・大阪・名古屋の三大都市圏の通勤通学時間帯における鉄道の混雑状況について調査し、その結果を発表しています。
今回はその中から、2022年度の「東京圏の主要鉄道区間における混雑率」のランキングを紹介。本調査における「主要区間」は「国土交通省において継続的に混雑率の統計をとっている区間等」を指しています。また、「混雑率」は「最混雑時間帯1時間の平均(主に2022年10月~11月1日または複数日の乗車人員データを基に計算したもの)」となっています。
2022年度、東京圏の平均混雑率は123%を記録し、2021年度に比べて15ポイント増加しました。東京圏を走る鉄道路線のうち、通勤通学時間帯に多くの人が乗車した路線・区間はどこだったのでしょうか?
調査概要
調査期間 | 2022年度(主に2022年10月~11月1日または複数日の乗車人員データを基に計算) |
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調査対象 | 東京圏において国土交通省が継続的に混雑率の統計をとっている区間等 |
(出典元:報道発表資料:三大都市圏の平均混雑率が増加~都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和4年度実績)~ – 国土交通省)
「混雑率の高い首都圏の鉄道主要区間」ランキングTOP31
第2位:東京メトロ千代田線・町屋→西日暮里(139%)
第2位は、東京メトロ千代田線の町屋~西日暮里間で、7時45分~8時45分の混雑率は139%でした。いずれも東京都荒川区にある駅で、平日の当該時間帯には10両編成の列車を29本運行。1本あたりの列車が収容できる人数×1時間あたりに運行される列車の本数を表す輸送力が4万4022人なのに対して、実際に利用している人数を表す輸送人員は6万1191人となっています。
町屋駅では京成電鉄や都電荒川線に、西日暮里駅ではJR各線や日暮里・舎人ライナーに乗り換えることができ、双方の駅で複数路線への接続があることも、混雑率の高さにつながっていると考えられそうです。
第1位:JR京浜東北線・川口→赤羽(142%)
第1位は、JR京浜東北線の川口~赤羽間で、7時20分〜8時20分の混雑率は142%となっています。埼玉県川口市と東京都北区にある区間で、平日の当該時間帯には10両編成の列車を23本運行。輸送力が3万4040人であるのに対して、輸送人員は4万8260人となっています。
荒川を隔てて東京都に接している川口市は、都心部への通勤・通学にも便利なエリアです。JRが公開している「各駅の乗車人員 2022年度」によると、川口駅は1日平均の乗車人員で大宮駅・浦和駅に次ぎ、埼玉県内のJR駅で第3位を誇ります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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