「混雑率の高い大阪圏の鉄道主要区間」ランキングTOP20! 第1位は「神崎川→十三」【2022年度最新調査結果】
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国土交通省では毎年度、東京・大阪・名古屋の三大都市圏の通勤通学時間帯における鉄道の混雑状況について調査し、その結果を発表しています。
今回はその中から、2022年度の「大阪圏の主要鉄道区間における混雑率」のランキングを紹介します。本調査における「主要区間」は「国土交通省において継続的に混雑率の統計をとっている区間等」、「混雑率」は「最混雑時間帯1時間の平均(主に2022年10月~11月1日または複数日の乗車人員データを基に計算したもの)」となっています。
2022年度、大阪圏の平均混雑率は109%を記録し、2021年度に比べて5ポイント増加しました。大阪圏を走る鉄道路線のうち、通勤通学時間帯に多くの人が乗車した路線・区間はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
調査概要
調査期間 | 2022年度(主に2022年10月~11月1日または複数日の乗車人員データを基に計算) |
---|---|
調査対象 | 大阪圏において国土交通省が継続的に混雑率の統計をとっている区間等 |
(出典元:報道発表資料:三大都市圏の平均混雑率が増加~都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和4年度実績)~ – 国土交通省)
「混雑率の高い大阪圏の鉄道主要区間」ランキングTOP20
第2位:Osaka Metro御堂筋線・梅田→淀屋橋(123%)
第2位は、Osaka Metro御堂筋線の梅田~淀屋橋間で、8時00分~9時00分の混雑率は123%でした。大阪市北区と中央区にまたがるエリアで、平日の当該時間帯には10両編成の列車を27本運行。「1本あたりの列車が収容できる人数×1時間あたりに運行される列車の本数」を表す輸送力が3万6990人なのに対して、「実際に利用している人数」を表す輸送人員は4万5410人となっています。
いずれも大阪市の中心部に位置する、梅田駅と淀屋橋駅。特に梅田駅はOsaka Metro各線のほか、JR線・阪急線・阪神線など乗り換え路線も豊富であることから、多くの人が利用していると考えられそうです。淀屋橋駅も京阪線に乗り換えることができるため、混雑率も上がっているといえるでしょう。
第1位:阪急神戸本線・神崎川→十三(134%)
第1位は、阪急神戸本線の神崎川~十三間で、7時33分〜8時33分の混雑率は134%でした。いずれも大阪市淀川区にある駅で、平日の当該時間帯には8両編成などの列車を計24本運行。輸送力が2万6574人であるのに対して、輸送人員は3万5638人となっています。
十三駅は阪急神戸本線のほか、宝塚本線と京都本線の3路線が集まるターミナル駅。2022年の駅別乗降人員数は5万7979人と、阪急電鉄の全路線の中で6位となっていることからも、多くの人が利用していることが分かります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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