リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国に多くの大学がある中、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では、関東エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「社会で役立つ力が身につく」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関東の高校生に聞いた】「社会で役立つ力が身につくと思う大学」ランキング

第2位：早稲田大学

　第2位は、得票率20.3％の「早稲田大学」でした。前回の同ランキングでも2位にランクインしています。

　東京都新宿区に本部を置く早稲田大学は、1882年に創立された「東京専門学校」を前身とし、大学令により1920年に設置された私立大学。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を基本理念とし、グローバリゼーションが進展する現代において、豊かな人間性を持った地球市民の育成を目的としています。

　早稲田大学では、すべての学問に求められるスキルとして「アカデミック・ライティング」「数学」「データ科学」「情報」「英語」を身につけることを推奨していて、それぞれを学べる機会が用意されています。また、2000科目以上の講義が用意されている全学共通科目では、総合大学ならではの多種多様な分野をカバー。外国語に関しても英語はもちろん、ポルトガル語・インドネシア語をはじめ、アイヌ語・アラビア語など20以上の言語科目が設置されているため、社会に出ても通用する豊かな教養を身につける環境が整っています。

第1位：東京大学

　第1位は、得票率25.6％の「東京大学」でした。前回の同ランキングに引き続き1位を獲得しています。

　東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立された国立大学。資質を有するすべての者に門戸を開き、広い視野を持ち高度な専門的知識と理解力・洞察力・実践力・想像力を兼ね備え、国際性と開拓者的精神を持った、各分野の指導的人格の養成を目的としています。

　国内トップレベルの教育・研究はもちろん、前期課程で学問の分野を問わず、幅広い分野の教養が学べ、独立した思考を養うリベラルアーツ教育が受けられるところも魅力です。また、さまざまな分野で需要が高まっている数理・データサイエンス分野に関する基礎知識と技術を身につけるため、学部横断型のプログラム「数理・データサイエンス教育プログラム」が設置されているところもポイント。日本有数の入試難易度を誇るため、優秀な仲間と切磋琢磨できるところも強みです。

　そのほか、今回のランキングでは、前回98位だった日本社会事業大学が大きく順位を上げ、10位にランクインしています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！