今もなお地域に根づいている昔の行政区画の呼称「旧国名」。特に広大な面積がある青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県の6県からなる東北地方では、クールなイメージを持つ旧国名が多いですよね。

　そこでねとらぼ調査隊では、2024年1月8日から2024年1月15日にかけて「名前がかっこいいと思う東北地方の旧国名は？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計933票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：磐城（いわき）

　第2位は、得票率24.9％で「磐城（いわき）」でした。磐城は、現在の福島県「いわき市」の元となった地名です。ナンバープレートなどで見かけるひらがなの印象が定着していますが、漢字にするとカッコいいのが特徴です。

　戊辰戦争直後の1869年に、陸奥から分かれてできた地名であり、範囲は福島県と宮城県にまたがっていました。

第1位：陸奥（むつ）

　第1位は、得票率28.4％で「陸奥（むつ）」でした。元は陸奥国と出羽国の2つに区分されていた東北地方。その後、細分化されるのですが、「陸奥」の呼称は残されました。

　現在の青森県と岩手県二戸郡にあたるとされ、再編前は現在の青森県、岩手県、宮城県、福島県、秋田県を含んだ大国でした。大国であったイメージや、戦艦の名前の由来になるなど、カッコいいと感じるポイントが多い地名です。

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