日本眼科医会会長が警鐘を鳴らす、若者の「カラコン」の使い方
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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(5月3日放送)に、日本眼科医会会長の白根雅子が出演。カラーコンタクトレンズについて語った。
淵澤由樹(アシスタント):日本眼科医会は、さまざまな眼の病気について警鐘を鳴らしています。そのひとつが、若者のコンタクトレンズの使い方。
白根:若者のコンタクトレンズの使用法について、問題のあるケースが多いです。例えば、雑貨店などで売っているカラコン(カラーコンタクトレンズ)は、眼科医の診察がなくても買えるような仕組みになっています。本来は診察を受けないといけませんが、眼科医を通さない人が多いという現状があります。度が合わなかったり、サイズが合わなかったりすることで、角膜に障害を起こす方もおられます。くれぐれも注意していただきたいです。
淵澤:手軽に買えるぶん、ファッション感覚でついつい付けたくなる気持ちもわかりますが、やはりケアが必要なのですね。
白根:雑貨店で売っているので、診察せずに買っていいと思ってしまう部分があると思います。私達も、もっと啓発活動をしなければならないと思っています。
淵澤:カラコンでも、システムをきちんと確立しているものもありますよね。見極める力が必要です。
白根:眼科医には試し用のレンズがあります。カラコンであってもチェックはできますので、そこで処方箋を貰って買いに行けば、危険は少ないと思います。
淵澤:最後に、ラジオの前の子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いします。
白根:子供時代は宝物のような時期です。勉強も大事、外遊びも大事です。バランスのとれた規則正しい生活リズム、バランスのとれた栄養摂取など、毎日の生活習慣が健康な大人になるために必要で、それは眼にとっても重要なポイントです。人生100年時代ですから、100歳になってもよく見える眼を維持して行くことが、幸せに生きるためには必要なことだと考えています。お子さんの眼の健康に、ぜひ気をつけてあげてください。
番組情報
すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
毎週日曜 6:04-6:13番組HP
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
コメンテーター:自見はなこ 進行役:淵澤由樹(フリーアナウンサー)
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