ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、大阪・京都在住者を対象に「関関同立・産近甲龍の大学の中で地元での評価が高いと思うのは？」というテーマでアンケートを実施しました。

　関関同立・産近甲龍とは、近畿地方に本部を置く特定の大学をまとめて表す通称です。関関同立は関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学、産近甲龍は京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学のことを指しています。

　関関同立・産近甲龍の中で「地元での評価が高いと思う」と大阪・京都の人々に支持されたのは、どの大学だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。

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調査概要

【大阪・京都在住者が選ぶ】関関同立・産近甲龍の中で「地元での評価が高いと思う大学」ランキング

第2位：近畿大学

　第2位は「近畿大学」。得票率は19.2％です。

　近畿大学は、大阪専門学校（1925年創立）と大阪理工科大学（1943年創立）を母体として1949年に設立された私立大学。本部のある大阪府東大阪市の東大阪キャンパスをはじめ、西日本一帯に6つのキャンパスを持ち、3万人を超える学生を抱えるマンモス大学です。

　2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功、2023年には大学として初めてニホンウナギの完全養殖にも成功し、研究成果が注目されます。「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育理念としていることも地元での評価につながっているのかもしれません。

第1位：同志社大学

　第1位は「同志社大学」。得票率は20.5％です。

　同志社大学は、幕末に海外へと渡った新島襄が、帰国後にキリスト教主義教育を日本でも実現したいとの思いから設立した同志社英学校（1875年創立）を前身とする私立大学です。京都府京都市と京田辺市にそれぞれ複数のキャンパスを擁する「今出川校地」と「京田辺校地」があるほか、大阪と東京にサテライトキャンパスがあります。

　新島襄は「同志社大学設立の旨意」で「一国の良心」をうたっており、建学の精神は「良心教育」です。このため同志社大学は知育とともに、キリスト教に基づく徳育を重視してきました。徳育の重要な一環として、学生によるボランティア活動を積極的に支援するために2016年に「ボランティア支援室」を開設しています。

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