赤くライトアップされた太陽の塔に「子どもが見たら泣く」「使徒襲来」ネットでさまざまな意見

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 大阪府が独自の基準で新型コロナウイルスの警戒レベルを定めた「大阪モデル」。その警戒基準レベルをライトアップで通知する取り組みを発表しました。

 太陽の塔、通天閣、岸和田城といった大阪のランドマークが5月11日よりライトアップされる予定で、5月8日には試験点灯も実施されています。

 ネットでは、特に5月8日の試験点灯が大きく話題となりました。実際にどのような反応があったのかを見ていきましょう。

画像は「太陽の塔」公式サイトより引用
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ネットでは意見が割れる

 SNS分析ツールで「太陽の塔 ライトアップ」で解析した結果、ポジティブな反応が43.8%、ネガティブな反応が56.2%と割れました。

 ポジティブな意見としては「面白い」「わかりやすい」などの声、ネガティブな意見では「怖い」といった声が頻出しました。

 太陽の塔が試験点灯された5月8日~9日に大きく話題となり、9日には1日で2万を超えるツイートが投稿されました。

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赤くライトアップされた太陽の塔に恐怖の声が相次ぐ

 今回の調査で多かったのは、ライトアップされた太陽の塔を「怖い」という意見でした。

 特に赤いライトアップに対して恐怖心を抱くユーザーが多いようで、一部のユーザーからは“子どもが泣くぞ”とまで言われています。

 太陽の塔そのものを怖いと思っているユーザーも多いようで、「ただでさえ太陽の塔が怖いんですけど、ライトアップされるとか恐怖感がマシマシ……」「ただでさえ怖いんですよ! なのに赤とかめっちゃ怖い……。好きなんだけどね……太陽の塔」といった声も見られました。

 一方その恐ろしさから、警戒基準レベルの危機感がより一層と伝わるのではないかとの声も寄せられています。

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「し、使徒!?」エヴァを想像したとの声

 ライトアップされた太陽の塔がに対し、怖いという声と同じくらい多かったのが、「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する“使徒”に見えるといった意見。

 ライトアップされた太陽の塔を見て「まるで使徒襲来……」「赤のライトアップを見た時、頭にエヴァの戦闘シーンのテーマが流れた」など、エヴァを想像したというユーザーが相次いでいました。

 また、主人公である碇シンジの声優を務めた緒方恵美さんも、ライトアップされた太陽の塔を見て「し、使徒!?」と反応しています。

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ライトアップに対して批判的な意見も

 ネガティブな反応と分類されたツイートの中には、「外出自粛している現状でなんの意味があるのか」と、外出自粛の最中でライトアップすることに異を唱える声が多く見られました。

 また、「ライトアップされた太陽の塔を見に人が集まったら本末転倒」と、大阪のランドマークがライトアップされたことで人が集まってしまうことを危惧する意見も多く寄せられています。

調査概要

調査期間2020年5月6日 ~ 2020年5月11日
調査対象Twitter
調査件数3万3721 件(10%サンプリング)
調査キーワード太陽の塔 ライトアップ
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

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