日本の中部地方にあり、本州のほぼ中央に位置する長野県。その県土は、国内4番目の大きさを誇ります。8つの県と接しているのも珍しく、ユニークな県のひとつです。

　ねとらぼ調査隊では、2024年1月6日～1月13日の期間で「長野県でイケてると思う街は？」というテーマでアンケートを行いました。

　諏訪エリアや木曽路エリアなど、大きく6つのエリアに分けられ、観光名所が点在する長野県。魅力的な街ばかりですが、イケてると思われているのは一体どこなのでしょうか。それでは、結果をご覧ください。

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調査概要

第2位：上田市

　第2位は、県内東部に位置する「上田市」でした。2006年に上田市、丸子町、真田町、武石村が合併し、新たな上田市として誕生しました。

　上田地域は大和時代から信濃エリアの中心地として栄え、戦国時代に真田氏が統治したことでも有名です。真田氏が上田を治めていたのは実質40年ばかりですが、真田幸村らの活躍は今なお地元の誇りとして人々の心に刻まれています。関連施設も多く、観光客も多く訪れます。

　市の北東部にはスポーツ合宿やスキーで有名な菅平高原があり、南部には日本一広い高原台地を誇る美ヶ原高原が広がり、自然にも恵まれています。歴史、自然、都市機能が程よく融合しており、上位に選ばれるのも納得の街といえます。

第1位：松本市

　第1位は松本市でした。長野県のほぼ中央に位置する中核市です。2005年に四賀村、安曇村、奈川村、梓川村と、2010年に波田町と合併し、現在は23万人以上の人口を抱えています。

　松本城の城下町として発展してきた歴史があり、国宝松本城をはじめ、市内には多くの史跡が残っています。松本城は、現在でも調査・研究を行いながら、その保存と整備に取り組んでいます。

　松本市は、北アルプスなどの山岳観光都市であることから「岳都」と呼ばれ、多くの登山家から愛されています。また、古くから教育に力を入れてきたことから「学都」の通称を持ち、音楽への理解が深いことから「楽都」とも呼ばれ、3つの「ガク都」として発展してきた市です。

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