「1人当たりの個人住民税が安い都道府県」ランキングTOP30! 第1位は「秋田県」【2021年度版】
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私たちが納めている税金のなかで、身近なもののひとつが「住民税」。「道府県民税」と「市町村民税」があり、行政サービスの財源となっています。特に住民ひとりひとりが負担しているものを「個人住民税」と呼び、非課税限度額を上回る人が定額で負担するもの、所得に応じた税額を負担するものなどで構成されています。
日本には47の都道府県がありますが、個人住民税にどれほどの差があるのかご存知ですか? 本記事では、総務省が公表している「令和5年度 地方税に関する参考計数資料」掲載の「道府県税収入等の都道府県別所在状況(令和3年度)」「市町村税収入等の都道府県別所在状況(令和3年度)」をもとに、2021年度における「1人当たりの個人住民税が安い都道府県」ランキングを紹介します。1人当たりの個人住民税が安いのは、どの都道府県だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
(出典元:総務省「令和5年度 地方税に関する参考計数資料」)
「1人当たりの個人住民税が安い都道府県」ランキング
第2位:鹿児島県(6万9516円)
第2位は「鹿児島県」で、1人当たりの個人住民税は6万9516円でした。同県の個人住民税の内訳は、1人当たりの道府県民税が2万8548円と全国で9番目に低く、1人当たりの市町村民税は全国2番目に低い4万968円となっていました。
九州地方の南部に位置する鹿児島県は、二つの半島と28の有人離島を有しています。そのため南北の距離が約590キロメートルと長いことが特徴。県の主な産業は農業で、肉用牛・豚肉は2020年時点で全国一位の産出額です。また屈指の温泉県でもあり、海岸地下の温泉で温められた砂を利用する「砂むし温泉」が有名ですよね。
第1位:秋田県(6万8546円)
第1位は「秋田県」で、1人当たりの個人住民税は6万8546円でした。同県の個人住民税の内訳は、1人当たりの道府県民税が2万8233円と全国で6番目に低く、1人当たりの市町村民税は全国でもっとも低い4万313円となっていました。
東北地方の北西部に位置する秋田県は、夏が短い北国型の気候が特徴。日本一深い湖といわれている「田沢湖」をはじめ、豊かな自然に恵まれているエリアでもあり、米や日本酒の生産が多いことでも知られています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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