睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep（ポケモンスリープ）」が、ユーザーデータをもとに国別の平均睡眠時間を算出し、その結果をランキング形式で発表しました。平均睡眠時間が最も長い国はどこだったのでしょうか。また、日本のユーザーは平均何時間ほど睡眠を取っていたのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう！

　調査地域は日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7カ国。調査対象者は「Pokemon Sleep（ポケモンスリープ）」を3カ月以上継続プレイした16歳以上のユーザー、約15万人となっています。調査期間は2023年7月～2023年12月です。

　調査の結果、平均睡眠時間が最も長かったのは「フランス」で6時間47分でした。2位は「イギリス」で6時間40分。その後、カナダ（6時間39分）、ドイツ（6時間34分）、アメリカ（6時間29分）、イタリア（6時間16分）と続きます。

　日本の平均睡眠時間は5時間52分と7カ国の中でもっとも平均睡眠時間が短く、世界平均（6時間26分）と比べても30分以上短いことが分かりました。

　一方で、「Pokemon Sleep」を継続的にプレイしている日本人ユーザーの平均睡眠時間は毎月増加傾向にあることも判明。1カ月で約30分、3カ月以上で約1時間10分平均睡眠時間が長くなったといいます。

　これについて、ポケモンスリープの監修を担当した睡眠学者・柳沢正史さんは「日本人も『やれば出来るんだ』と思いました」とコメント。今回の調査結果は「ゲームのようなその人に合った動機付けによって、睡眠ウェルネスを大きく向上させる行動変容が生じる可能性を示すものです」としています。