ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、大阪府在住の社会人を対象に「ネームバリューが強いと思う大阪府の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　地元の社会人から「ネームバリューが強い」と思われているのは、大阪府にあるどの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを上位から見ていきましょう！

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調査概要

【地元の社会人が選ぶ】ネームバリューが強いと思う「大阪府の私立高校」ランキング

第2位：大阪桐蔭高校

　第2位は、得票率10.2％の「大阪桐蔭高校」でした。

　大東市に位置する大阪桐蔭高等学校は、1983年に開校された「大阪産業大学高等学校大東校舎」を前身として、1988年に創設された中高一貫教育の高等学校。「偉大なる平凡人たれ」を建学の精神として掲げています。また、徳・知・体を鼎（かなえ：食べ物を煮たり、祭りに用いたりする器）の三本の足にたとえ、「鼎立成りて碩量を育む」を教育理念とします。

　7時限授業や自習室の開放など、生徒の学びを手厚くサポート。学習合宿・夏季研修・文化祭など、幅広い「学びの機会」を設けることで、生徒の学習意欲やモチベーションを高める工夫を行っています。また、60以上の講座から選択して参加できる体験型学習「プロジェクトワーク」を実施。学年の枠を超え、さまざまな学年が同じ場で学ぶため、大きな刺激となっています。

　2023年度入試では、京都大学・神戸大学・和歌山大学・大阪大学などを中心に、多くの生徒が現役で国立大学に合格。高校野球の強豪校としても知られていて、埼玉西武ライオンズの中村剛也選手をはじめ、オリックス・バファローズの森友哉選手など、数多くのプロ野球選手を輩出しています。

第1位：四天王寺高校

　第1位は、得票率13.8％の「四天王寺高校」でした。

　大阪市天王寺区に位置する四天王寺高等学校は、593年に聖徳太子が創設した「四天王寺敬田院」を起源とし、1922年に創立された「天王寺高等女学校」を前身とする中高一貫教育の女子高等学校。「すべての生き物が仏教に帰依し、深く信じ悪を断ち、善を修め速やかに仏の悟りの境地に達する場所」を意味する「帰依渇仰 断悪修善 速証無上大菩提処」を建学の精神に掲げています。社会の諸課題を解決するため、利他の心を起こし、磨き上げた自己の知識・技能を用い、人々に寄り添える人材の育成を使命としています。

　グローバル社会で活躍できる人材育成のため、英語力と国際的視野を養うさまざまなプログラムを用意。英検・TOEFL・IELTSなどの英語試験対策講座、オンライン英会話、ネイティブ講師の英語学習サポートなどの環境が整っています。また、海外協定大学推薦制度（UPAA）や国際大学連合（IFU）が導入されているところも特徴。2023年度入試では、大阪公立大学・大阪大学・神戸大学などを中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。

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