ねとらぼ調査隊では、2024年2月4日から2月10日にかけて「信頼している『関東・甲信越の地方銀行』は？」というアンケートを実施していました。

　地域経済の活性化に向けて、個人や企業にきめ細やかなサービスを提供している地方銀行。融資が比較的通りやすい、地域の情報が豊富など、大手銀行にはない強味を持っているのが特徴です。人材の紹介や町づくりなど、金融以外の取り組みを行っている地方銀行も少なくありません。

　今回のアンケートでは、合計188票の投票をいただきました。ありがとうございます！　早速結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：横浜銀行

　第2位は「横浜銀行」です。得票数は28票、得票率は14.9％でした。横浜銀行は国内に614拠点、海外に5拠点をもつ地方銀行です（2023年12月31日時点）。1920年に横浜で最大規模の地方銀行が経営難に陥った際、地域経済の安定と預金者の救済を目的に、前身となる横浜興信銀行が設立されました。

　スマートフォンアプリやキャッシュレスサービスなど、デジタル技術を生かした利便性向上への取り組みが盛んです。また「おかねの教室」として、小学生から大人までを対象にした金融教育に関するコンテンツを多数提供しているほか、職場体験の受け入れや出張授業なども行っています。

第1位：八十二銀行

　第1位に輝いたのは「八十二銀行」です。得票数は36票、得票率は14.9％でした。八十二銀行は長野県に本店を置く、全国に151店舗を展開する地方銀行です（2023年5月31日時点）。邦銀トップクラスの自己資本比率を維持しつつ、地域社会へ貢献しながらさまざまな取り組みを行っています。

　2021年の銀行法改正を機に、「金融×非金融×リレーション」というビジョンを掲げ「八十二Link Nagano」を設立。海外向け販路開拓を中心に顧客を支援する「地域商社事業」と、グリーン電力の発電・供給、顧客の脱炭素化支援を行う「電力事業」を担っています。

　また長野を代表する地方銀行として、移住特別ローンや就業マッチングサービスなど信州への移住支援活動にも取り組んでいます。

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