ねとらぼ調査隊では、2024年2月3日から2月9日にかけて「山形県でイケてると思う街はどこ？」というアンケートを実施していました。

　東北地方の日本海側に位置し、さくらんぼの産地として知られる山形県。蔵王や月山、鳥海などの山々や最上川など、豊かな自然に恵まれた場所です。江戸時代の幕藩体制のなごりから、置賜・村山・最上・庄内の4つのエリアに分かれていて、文化も少しずつ異なります。

　今回のアンケートでは、合計547票もの投票をいただきました。ありがとうございました！　多くの人が「イケてる」と思っているのはどの街だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

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第2位：酒田市

　2位は「酒田市」です。得票率は11.5％でした。酒田市は山形県北西部、庄内地方の北部に位置する街です。日本有数の米どころとして知られ、古くから日本海の海上交易と最上川の舟運の要衝として栄えてきました。江戸時代には庄内と大阪を結ぶ北前船が往来し、その繁栄ぶりは「西の堺、東の酒田」とうたわれたほど。

　酒田市といえば「酒田五法」を連想する人もいるかもしれませんね。酒田五法とは、江戸時代に米相場で活躍した酒田の大地主・本間宗久が考案したテクニカル分析手法のこと。現在でも多くの投資家が、株式投資やFXの相場予測に活用しているそうです。

第1位：朝日町

　1位に輝いたのは「朝日町」です。得票率は16.3％でした。朝日町は山形県中央部に位置する自然豊かな街。町域の7割以上を、国立公園をはじめとする原生林野が占めています。四季をはっきりと感じられる内陸性の気候を生かした、くだものの栽培がさかんです。特にりんごの生産には力を入れていて、その品質は高い評価を得ています。

　朝日町の観光スポットとして人気を集めているのが、世界で唯一“空気”をご神体にした「空気神社」です。町民の提案をきっかけに町内外からの寄付により建立された神社で、ブナ林の中に鏡に見立てたステンレス板が置かれています。

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