賞味期限が長く、備蓄用食品としても役立つレトルトカレー。近年では、有名店やグランプリ受賞店が監修するなど、その地域の特色をいかした「ご当地レトルトカレー」の人気も高まってきています。週に1回は「ご当地レトルトカレー」を食べているという人もいるのではないでしょうか。

　そこで今回は、「『ご当地レトルトカレー』がおいしい都道府県はどこ？」というアンケートを実施します。あなたが好きな「ご当地レトルトカレー」がある都道府県を教えてください。まずは、3つの地域をピックアップして紹介しましょう！

神奈川県

　「神奈川県」で有名なご当地カレーといえば、やはり「よこすか海軍カレー」でしょう。もともと海軍ではカレーを食べる習慣がありました。古くから海軍と深い関わり合いを持っていた横須賀市が、カレーによる地域活性化の取り組みを始めたのがきっかけで「よこすか海軍カレー」が誕生したのだそうです。

　現在では横須賀市のメインブランドとして、毎月の商品審査委員会による厳密な選考を経て商品化が決定されています。

北海道

　「北海道」のご当地グルメである「スープカレー」。しっかりとしたうまみやスパイスをきかせたスープに、素揚げした野菜や骨付き肉など、さまざまな具材を豪快にトッピングしているため、食べごたえも抜群です。2000年代に札幌市で流行して以降、北海道内各地で専門店がオープン。その中でも、数多くのグルメ賞を受賞している奥芝商店のレトルトカレーは、大量の海老の頭でダシをとった濃厚なスープとともに、ごろっと大きな具材が大好評です。

　また、北海道内で最も長い歴史を持つ西洋料理店・五島軒の「イギリス風カレー」も有名。6時間以上かけてダシをとったスープをベースに、スパイスや果物などを煮込んでいるため、芳醇なコクとおいしさを楽しませてくれます。

新潟県

　「新潟県」は、総務省統計局の家計調査によると「カレールーの支出額と消費量」が全国トップクラスの県。そんな新潟県には個性的なご当地レトルトカレーが数多くありますが、その中でも、万代シティバスセンタービル1階の立ち食いそば屋「名物 万代そば」で提供されているオリジナル名物カレーを忠実に再現した「バスセンターのカレー」が有名です。

　昔ながらの黄色いルーと、創業当初から変わらない懐かしい味わいが大きな魅力。新潟空港の土産物コーナーでは、すぐに売り切れてしまうほどの不動の人気商品となっているそうですよ。

「ご当地レトルトカレー」がおいしい都道府県は？

　ここまで、3つの地域を紹介しました。幅広い年齢層に親しまれているご当地レトルトカレー。その土地ごとの特色も表れていることから、お土産としても親しまれていますよね。

　あなたが「ご当地レトルトカレー」がおいしいと思う都道府県にぜひご投票ください。また、各都道府県のご当地レトルトカレーの好きなところや、おすすめの商品なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております！

参考

• カレー特集：新型コロナの影響　レトルト需要急拡大　新たな変化へ対応進む（日本食糧新聞)
• 富士経済、調味料・調味食品の市場調査結果を発表（日本経済新聞)
• こだわり | スープカレー（奥芝商店)
• 五島軒について（洋食バル 函館五島軒)
• 家計調査（二人以上の世帯）　品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング（2020年（令和２年）～2022年（令和４年）平均） (総務省統計局)
• 万代シテイは忙しい街。バスセンターのカレーもスピードが命！（万代シテイ)
• 定番から限定商品まで！新潟空港で買えるお土産11選（旅のしおり)