道路上に敷設された線路を走る「路面電車」。かつては、都市交通の主要手段として活躍しましたが、車の普及や輸送コストの増大などから次々と姿を消しました。しかし、そのノスタルジックな佇まいは、今だからこそ再注目されています。

　ねとらぼでは、2024年1月20日～1月27日の期間で「あなたが乗ってみたいと思う路面電車は？」というテーマでアンケートを行いました。今回は、その結果をランキング形式で発表します。それでは、結果をご覧ください。

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調査概要

第2位：富山軌道線・富山港線（富山地方鉄道）

　第2位は、得票率7.9%を獲得した「富山軌道線・富山港線（富山地方鉄道）」でした。

　「富山軌道線・富山港線」は、富山市の中心部を走る路面電車です。富山駅から南富山駅前、南富山駅から富山大学前、市内循環電車など、6系統が現役で走行中です。

　2006年にグッドデザイン賞金賞を受賞した次世代型路面電車車両「ポートラム」や、低床仕様の車両「セントラム」、クラシカルな雰囲気が人気の「レトロ電車」など、目にも楽しい路面電車というのも人気の秘訣です。

第1位：宇都宮芳賀ライトレール線（宇都宮ライトレール株式会社）

　第1位は「宇都宮芳賀ライトレール線（宇都宮ライトレール株式会社）」でした。

　「ライトライン」の愛称で親しまれている「宇都宮芳賀ライトレール線」。2023年8月に開業した、日本で最も新しい路面電車です。75年ぶりとなる次世代型路面電車として脚光を浴び、開業イベントには2万人以上の来場者が訪れました。

　宇都宮駅東口を始点に、芳賀・高根沢工業団地までを結び、開業から1カ月間で約42万人の利用者を数えました。その車両も従来の路面電車とは違い、デザイン性の高いスタイリッシュなフォルムでありながら、利便性を追求した車両となっています。

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