リクルート進学総研では、高校生や高校生の保護者、高校の教員、高等教育機関など、進路選択に関する調査を実施し情報発信しています。また、学校基本調査などのデータを分析し、今後のマーケット予測を行っています。

　今回はそんな「リクルート進学総研」の協力のもと、関西エリアの高校生が選んだ「発展していく可能性があると思う大学」ランキングを紹介します。ランキングは、2024年3月に卒業予定の高校3年生を対象に行ったものです。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

【関西エリアの高校生に聞いた】「発展していく可能性があると思う大学」ランキング

調査概要

（出典元：スタディサプリ「2023年版！　大学ブランドランキング【スタディサプリ進路】」）

第2位：近畿大学

　第2位は、得票率18.2％の「近畿大学」でした。昨年の同ランキングでは1位を獲得するなど、安定した支持を集めています。

　大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」と1943年創立の「大阪理工科大学」を母体とし、1949年に設置された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、教育の目的である「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を目的としています。

　近畿大学は、近大マグロをはじめとする研究・教育が注目されていることもあり、一般入試ののべ志願者数が10年連続日本一を達成。2022年には家庭用ゲーム機「プレイステーション」の開発者である久夛良木健氏を学部長に迎え、情報学部を新設し、話題を集めました。また、数々の産学連携を行っていて、学生がパッケージデザインを出し共同開発したトイレットペーパー「hanauta（ハナウタ）」が大ヒット商品となるなど、企業からも注目を集めています。

第1位：大和大学

　第1位は、得票率19.9％の「大和大学」でした。

　大阪府吹田市に位置する大和大学は、2014年に設置された私立大学。「大志を、まとえ」をスローガンに掲げ、「学生の目標達成のために全力を尽くす大学」というポリシーのもと、大きな志をもって自分の掲げる理想のために邁進する人材の育成を目標としています。

　2016年に政治経済学部、2020年に理工学部、2021年に社会学部、2023年に情報学部をそれぞれ開設するなど急速に規模を拡大しました。大和大学は「東の早慶、西の大和」と評されるような質の高い教育・研究の実践を掲げていて、開学10年で6学部を備える総合大学に成長。2024年には政治経済学部にグローバルビジネス学科が開設される予定となっているなど、今後の発展にも注目が集まっています。