東北地方の南東部に位置し、日本三景の一つでもある「松島」といった美しい自然に恵まれている宮城県。そんな宮城県で、人口が多い街はどこなのでしょうか。

　本記事では、宮城県が公表している2024年1月1日時点の推計人口をもとに、「宮城県の人口が多い街」ランキングを紹介します。さっそく、ランキングを見ていきましょう！

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（出典元：宮城県「宮城県推計人口（令和6年1月1日現在）について」）

「宮城県の人口が多い街」ランキング

第2位：石巻市（13万3658人）

　第2位は「石巻市」。2024年1月1日時点での人口は、13万3658人でした。

　宮城県の北東部に位置する石巻市は、水運交通の拠点として発展したエリア。「金華山沖」は世界三大漁場に数えられ、水産資源の宝庫となっています。一方市内の陸運は「三陸縦貫自動車道」が整備されているほか、鉄道はJR仙石線・石巻線・気仙沼線が利用でき、交通利便性が高いといえそうです。

　水産資源が豊富な石巻市では、旬の海産を使った「金華丼」をはじめ、2度蒸した麺が特徴の「石巻焼きそば」といったご当地グルメも楽しめます。また、“猫の島”として有名な「田代島」や、仮面ライダーなどの作者として知られる石ノ森章太郎さんの作品展示を行う「石ノ森萬画館」といった観光名所も点在。なお「石ノ森萬画館」は2024年2月現在、館内の空調改修工事を行っており、同年年3月29日まで臨時休館しています。

第1位：仙台市（109万7620人）

　第1位は「仙台市」。2024年1月1日現在の人口は、109万7620人です。

　宮城県のほぼ中央に位置する仙台市は、東北地方で唯一の政令指定都市。伊達政宗が治めていた時代から東北地方の中心都市として発展し、大都市でありながら自然をあわせ持つ「杜の都」としても知られています。また、新幹線が通り、首都圏からのアクセスも良好な「仙台駅」を中心に、行政機関・商業施設・総合病院・教育機関などがコンパクトにまとまっているのも特徴です。

　市内には伊達政宗ゆかりの「瑞鳳殿」、100基にもおよぶ水槽を持つ「仙台うみの杜水族館」、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天モバイルパーク宮城」といった観光スポットも豊富。加えて、「秋保温泉」「作並温泉」といった温泉郷があるのも特徴です。

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