ねとらぼ調査隊では、2月18日から2月25日までの間、「『高知県』でイケてると思う街はどこ？」というアンケートを実施していました。

　四国地方の南側に位置し、太平洋に面している「高知県」。県最高峰の三嶺をはじめとする、標高1000メートル級の山々があり、森林面積の割合が日本一です。みどり豊かな自然に恵まれていることもあり、絶景とグルメを味わえる場所が県内各地にあります。春の行楽シーズンに合わせて、高知県へのお出かけを考えている人も多いのではないでしょうか。

　今回の投票では、高知県を構成している34の市町村を選択肢に用意したところ、123票もの投票をいただきました。ありがとうございます。それでは、トップ2を解説していきます。

調査概要

第2位：四万十市

　第2位は「四万十市」。得票数は11票、得票率は8.9％でした。

　高知県の西側において中心都市の役割を担っている四万十市。日本三大清流の1つに数えられている「四万十川」が有名です。

　メインの市街地が形成されている中村地区には、地域の発展に尽力した土佐一条（條）氏がまつられている一条（條）神社があります。応仁の乱を期に、乱を避けた前関白・一条教房（のりふさ）がこの地に下向し、京都の景観にならって街づくりを進め、城下町として栄えてきました。また、碁盤目状に区画された名残から「土佐の小京都」と呼ばれています。

第1位：高知市

　第1位は「高知市」。得票数は17票、得票率は13.8％でした。

　高知県の県庁所在地である高知市は、県民の40％以上が生活している地方中核都市です。江戸時代には、土佐藩の藩主・山内一豊氏が高知城を建設し、城下町として発展しました。板垣退助や坂本龍馬など、幕末から大正にかけて活躍する偉人の誕生地としても有名です。その歴史を現代に伝える史跡や博物館が多くあります。

　高知市といえば、ごちそうを豪快に盛り付けた「皿鉢（さわち）料理」や、江戸時代から親しまれている「かつおのたたき」など、ご当地グルメの宝庫としても有名です。高知城下の追手筋で毎週日曜日の日中に開催されている日曜市では、地域ならではの味覚に出会えます。

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