ねとらぼ調査隊では、2023年12月9日から12月16日にかけて「お茶がおいしいと思う都道府県は?」というアンケートを実施していました。
日本では鎌倉時代に入ってから普及し、江戸時代に庶民へと広がったという「お茶」。現在ではティーバッグやペットボトルなどで、手軽にお茶を楽しめるようになりましたよね。産地や製法によって味わいが違うため、銘柄にこだわってお茶を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
今回のアンケートでは、合計157票の投票をいただきました。ありがとうございます! 多くの人が「おいしい!」と思っているのはどの都道府県のお茶でしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。
調査概要
| 調査期間 | 2023年12月9日 ~ 12月16日 |
|---|---|
| 有効回答数 | 157票 |
| 質問 | お茶がおいしいと思う都道府県は? |
第2位:京都府
2位は「京都府」です。得票率は13.4%でした。
京都府は高級茶のブランドとして知られる「宇治茶」の産地。特に京都府南部の山城地域は「抹茶」「煎茶」「玉露」を生み出し、約700年にわたって宇治茶を生産してきました。
現在、京都府と関係市町村・団体などは、緑茶として独自の発展を遂げ、さまざまな喫茶文化を生み出してきた「宇治茶の文化的景観」の世界文化遺産登録を目指し、さまざまな取り組みを進めています。
第1位:静岡県
1位に輝いたのは「静岡県」です。得票率は26.8%でした。
静岡県は「荒茶(茶畑で収穫された後、製品になる前の段階まで加工された茶葉)」の生産量が全国第1位。お茶の産地といえば、まず静岡県を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
静岡県では、掛川市や川根地区、天竜川流域など、産地ごとにブランドが確立しています。なかでも有名なのが、安倍川・藁科川の上流、山間地で育つ「本山茶」。徳川家康が愛したことでも知られる高級煎茶です。また、茶園の畝と畝の間にススキやササなどを敷く、静岡の伝統的農法「茶草場農法」は、世界農業遺産に認定されています。
コメント欄には「いろいろ試してみたが、やはり静岡茶が一番」との声が寄せられました。
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