雑誌『ハルメク』をグループで発行するハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」は、50歳以上の女性を対象にアンケートを行い、「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」を公開しました。本記事では、そのなかから「おすすめしたいお花見スポット」を紹介します。

　なお、本調査は事前調査と本調査に分けて実施。事前調査では「おすすめしたいお花見スポット」を1人あたり3つまで自由記述で聴取し、本調査では回答が多かった20のスポットについてそれぞれ7段階で評価を得ています。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

（出典元：ハルメク「50歳以上の女性が選ぶ『おすすめしたいお花見スポット』」）

【50代以上の女性が選ぶ】おすすめしたい「お花見スポット」ランキング

第2位：姫路城（兵庫県）

　第2位は「姫路城」でした。兵庫県姫路市に位置し、世界文化遺産にも登録された姫路城。春にはソメイヨシノやシダレザクラなど、約1000本の桜が美しい姿を見せてくれます。三の丸広場の桜並木や、西の丸庭園が有名で、日本さくらの会認定の「さくら名所100選」にも選ばれています。

　例年、3月下旬から4月上旬に見頃を迎えていて、ウェザーニュースによると2024年は4月3日ごろに満開となりそうです。おすすめしたい理由としては、「城など建物とのコントラストが良い」（71.2％）、「散歩しながら楽しめる」（23.4％）、「木の本数が多い、広範囲に咲く」（22.5％）といった意見が多く寄せられていました。

第1位：吉野山（奈良県）

　第1位に輝いたのは「吉野山」でした。桜の名所として全国的にも高い知名度を誇る吉野山。吉野山の桜は、開祖役行者（えんのぎょうじゃ）が、日本独自の仏である金剛蔵王権現の姿をヤマザクラの木で刻み、祭ったことが起源だと言われています。区域によって低いところから「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」という名称で呼ばれていて、桜の数は約3万本。それぞれ標高や日当たりが異なるため、下千本から奥千本にかけて、約1カ月間さまざまな姿を楽しめるところが最大の魅力です。

　吉野町の公式サイトによると、2024年は3月下旬ごろから開花が予想されていて、下千本から奥千本まで順に4月4日～4月13日にかけて見頃を迎えそうです。おすすめしたい理由としては、「山全体が桜で染まる」（64.6％）、「木の本数が多い、広範囲に咲く」（54.1％）、「有名、CMやテレビで見た」（30.4％）といった意見が多く寄せられていました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！