今週も「PSYCHO-PASS サイコパス 3」最新話放送直前、前回の内容と感想をお届けします。

　2012年放送開始の近未来SF「PSYCHO-PASS」はついに第3期に突入。舞台は2120年の東京。公安局一係の新人刑事として配属された慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、彼らの真実を見つけるために動き始める。

「PSYCHO-PASS 3」第4話（11/15放送）のあらすじ

　停職処分になった炯の穴埋めとして、公安局と捜査コンサルタント契約を結ぶフリージャーナリストの六合塚弥生が加わった。リー殺害の襲撃犯が仮死状態で運搬されたと推理した灼たちは、六合塚の調査により、ある運送業者と榎宮との接点を見つける。

　一方、入江がつかんだ情報から秋葉原廃棄区画にある土谷博士の隠しラボを訪れた一係は、博士が作り出した新世代人工知能――マスコントロール・カリナ、〈マカリナ〉の事を知る。新種のメンタル誘導装置である〈マカリナ〉は、小宮カリナの重大な秘密に繋がっていた。

　犯人の狙いはカリナの秘密の暴露、そしてその先にある選挙そのものの操作…事件計画の目的に気付いた灼たちは、都知事選公開討論会の会場・ギガアリーナに急行するが――。 (『PSYCHO-PASS 3』公式サイトより)

「PSYCHO-PASS 3」第4話のネット上での評価

第4話最大の盛り上がりポイントは1:20頃の六合塚が膝蹴りするシーン

　今回最も盛り上がったのは、1：20頃のギガアリーナ警備室での格闘シーン。一係の捜査に同行した六合塚が、襲撃犯に膝蹴りを食らわせ廿六木を援護。見事制圧に成功したのでした。フリージャーナリストとなった今も、執行官時代の腕は衰えていなかったようです。

入江一途に死亡フラグ？

　話が進むごとに人気が高まる執行官・入江一途。兄貴肌な一面を見せたかと思いきや、第4話では灼と炯の歓迎会で酔っ払うシーンも登場し、「かわいい」や「癒される」というツイートで大いに賑わいました。霜月が酔っ払った入江に脅かされてびっくりするシーンでは「この二人の絡みがよい！」「絡まれてる霜月もかわいい！」という評価も。

　すっかり一係のアイドル的？存在になってしまった入江に「死亡フラグ立ちまくってる！」や「入江さん、生きて。。。」というコメントも多数。前シーズンでは主要キャラであった執行官の征陸や縢が死んでしまっていることから、入江が死んでしまうのを恐れているファンも多いようです。

「弥生と志恩のツーショットが見れてうれしい！」

　第4話では前シーズンからのファン待望の、六合塚弥生と唐之杜志恩が絡むシーンがついに登場。「志恩」「弥生」と以前と変わらず名前で呼び合う二人の関係になつかしさを覚えた人も多いようで、「このツーショットがまた見られてうれしい！」や「二人がいっしょに仕事してるだけで尊い」というコメントで盛り上がりました。

　灼と炯（と六合塚？）の歓迎会では、志恩が六合塚の色相を気遣ってノンアルコール（シークァーサージュース）を勧める仲睦まじいシーンも見られほっこり。前シーズンでは恋人同士だった二人ですが、六合塚が社会復帰を果たしたことから「もしかして今はあまり会えてないのでは？」と、現在の関係を気にする声もありました。

灼とカリナが夜の遊園地で密会！

　第4話では、都知事当選を果たした小宮カリナが夜の遊園地に灼を呼び出すシーンにも注目があつまりました。芸能人のお忍びデートっぽい雰囲気に「灼とカリナ、いい感じじゃない？」や「この二人の関係いい！」と、二人のカップリングを歓迎するコメントが見られました。一方で、雨宿りのために二人が乗った近未来的な観覧車に「ガラス張りの観覧車こわい！」という感想も。

　また遊園地のベンチでは二人がタピオカを飲むシーンも登場し、「タピってる！」と話題になっています。じつは前回第3話でも、雛河がタピオカを飲んでいるシーンが登場しているのです。PSYCHO-PASSではおなじみになりつつあるタピオカ、次回以降も登場するのか気になるところです。

まとめ

　都知事選公開討論会場での緊迫した格闘シーンがメインとなった第4話では、停職処分中の炯やフリージャーナリストとなった六合塚も加わり、チームプレーで犯人確保に成功。一体感が生まれた一係を見ることができた回でした。

注目の第5話は……

　全8話のストーリーは早くも後半戦に突入。第4話のラストでは、前任監視官の事故の内容が一部明らかになりました。その事故で施設送りになった前任監視官が訴えている「キツネ」とは一体何なのか。謎の組織「ビフロスト」との関係にも注目があつまります。