愛知県では毎月、国勢調査の結果を基礎とし、住民基本台帳による月間異動数を加減した推計人口をウェブサイトで公表しています。

　今回はその中から、「2024年1月時点の人口が多い街」のランキングを紹介します。愛知県には38市14町2村の自治体がありますが、その中で人口が多い街はどこだったのでしょうか。さっそくランキングを上位から見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：あいちの人口（2024年1月1日現在）　愛知県人口動向調査結果　月報 – 愛知県）

「愛知県で人口が多い街」ランキング

第2位：豊田市（41万5393人）

　第2位は、「豊田市」です。愛知県のほぼ中央に位置し、2024年1月時点の人口は41万5393人。面積が愛知県全体の17.8％と広大な豊田市は、「クルマのまち」「ものづくりのまち」として世界的に知られています。一方で、市域の約7割は森林や田園となっているなど、豊かな自然にも恵まれています。

　市内には、名古屋鉄道や愛知環状鉄道などさまざまな路線が乗り入れており、26の駅が所在。名古屋駅へは約1時間と、名古屋市内への通勤や通学、買い物などにも便利なエリアです。市内の移動は、「とよたおいでんバス」などのバスが市の中心地だけでなく山間部までカバーしています。農業も盛んに行われているので、豊かな自然の恵みをおいしくいただけます。

第1位：名古屋市（232万7322人）

　第1位は、「名古屋市」です。愛知県の県庁所在地であり、2024年1月時点の人口は232万7322人。愛知県の人口は約747万人ですから、県民の30％ほどが名古屋市に住んでいることになります。

　東海道新幹線も通る名古屋駅が立地しているほか、多くの高速道路や県営名古屋空港（小牧空港）などが整備されており、アクセス抜群。国内外から観光客やビジネス客が訪れるエリアです。名古屋城のある中区のほか、東区や昭和区、瑞穂区などからなる市の中央部は、商業エリアや住宅地が多く立地。近年では再開発も進められ発展を続けています。守山区や千種区など市東部は文教地区としても知られています。

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