3月20日の「世界幸福デー」にあわせて「世界幸福度ランキング2024」が発表されました。同ランキングは、国連の関連組織などが中心となって世論調査を行い、直近3年間の回答をもとに世界の国や地域の「幸福度」をランキング化したものです。調査は、生活についての満足度を0～10までの11段階で評価し、「国民1人当たりのGDP」「社会的支援」「健康寿命」をはじめ、「自由度」「寛大さ」「汚職の少なさ」の6つの指標で構成されています。

　本記事では、その中から60歳以上の幸福度ランキングを紹介します。どのような国が上位にランクインしているのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう！

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（出典元：The World Happiness Report「World Happiness Report 2024」）

「世界の幸福度」ランキング

第2位：フィンランド

　第2位は「フィンランド」でした。総合スコアは7.912点。

　ヨーロッパ北部に位置するフィンランドは、自然に恵まれており、秋から春にかけてはオーロラを観測できる日もあります。真夏には、日没がない期間も。また、サウナ文化でも有名ですよね。早くから女性の社会進出が進んでいるほか、社会保障制度が充実しているところも魅力です。

　フィンランドは全年齢対象の総合ランキングで1位を獲得しているほか、年齢層別では30～44歳、45～59歳でも1位を獲得。比較的高い年齢層からの支持を集めているようです。

第1位：デンマーク

　第1位は「デンマーク」でした。総合スコアは7.916点。

　ヨーロッパ北部に位置するデンマークは、ユトランド半島と407の島々から構成されている国で、人口の約4分の1が首都であるコペンハーゲンで生活しています。「みにくいあひるの子」などの童話で知られるハンス・クリスチャン・アンデルセンの出身国としても有名。人々はワークライフバランスを重視した生活を送っていて、育児休暇や保育施設なども充実しています。

　デンマークは、全年齢対象の総合ランキングでも2位を獲得。年齢層別に見ても30歳未満で5位、30～44歳で3位、45～59歳では4位と、幅広い年齢層からの支持を集めているようです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！