今回の記事では、総務省が公表している資料「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」をもとに、2020年1月1日時点における人口の少ない町村をランキング形式で紹介します。

（出典：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」）

第3位：利島村 （322人）

　第3位は「利島村（としまむら）」です。利島村は伊豆諸島北部に位置する小さな島、「利島」全体を村域としています。東京から南へ約140kmほどの場所にあり、高速ジェット船やヘリコプターでアクセス可能です。

　断崖絶壁に囲まれており、今なお美しい自然が保たれているのが利島村の魅力。住んでいる人は少ないものの、昔ながらの人付き合いとのどかな暮らしに憧れる人は少なくありません。

第2位：御蔵島村（318人）

　第2位は「御蔵島村（みくらじまむら）」です。御蔵島村は伊豆諸島中部に位置する御蔵島全体と、無人島である藺灘波島（いなんばじま）が村域となっています。自然豊かな御蔵島にはいくつかの民宿や商店があり、ドルフィンウォッチングなどの観光も楽しめます。御蔵島へは、東京からの大型客船が毎日1便就航しているほか、飛行機とヘリコプターを併用しての移動も可能です。

第1位：青ヶ島村（168人）

　第1位は「青ヶ島村（あおがしまむら）」です。青ヶ島村は東京から約360km南にある青ヶ島を村域とし、宮崎県とほぼ同緯度にあります。島全体が黒潮暖流に包まれ、年間を通して温暖な気候となっていることが特徴です。

　 青ヶ島は アメリカの観光保護NGO「One Green Planet」により、「死ぬまでにみるべき世界の絶景13」に選出されるなど、絶景スポットとしても有名であるため、観光として一度は訪れておきたい場所でもあります。